パラリンピックで輝く女性たち | NPO法人生涯青春の会

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ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

2004923日 記述

 

  12回パラリンピック・アテネ大会が18日未明、アテネの五輪スタジアムで開幕した。史上最多の136カ国・地域から、4000人近い選手が参加する障害者スポーツの祭典は、ギリシャで初開催。五輪生誕地が再び熱気に包まれている。しかし、パラリンピックに関するマスコミの扱いが小さいことが残念だ。 前回シドニー大会は金メダルが13個で、銀17、銅11。日本パラリンピック委員会の今回のメダル獲得予想は「希望的観測も含めて」(中森邦男選手団副団長)金25、銀15、銅22の計62個を目指しているのだ。今回もオリンピック同様に女性の活躍が多いと思う。癒しの森で出来るだけここの選手のドラマを書きたいと思っている。
 
 アテネ・パラリンピック3日目の19日、競泳と陸上が始まり、競泳女子100メートル自由形(運動機能障害3)では、前回シドニー大会で6個の金メダルを獲得した成田真由美(34)さんが、自らの世界記録を大幅に更新して金メダルを獲得した。このニュースはテレビでも報道されていたが、成田選手の圧倒的な優勝なのである。

 第5日の21日、陸上女子五千メートル(車いす)で土田和歌子(29)さんが金メダルを獲得した。毎日どのようなトレーニングをしてきたかは分からないが、想像を絶する努力の賜物であろう。まさに目標に向かって努力する輝く魂といわねばならない。この人の4年前のことを917日に書いた。今回のゴールの瞬間も明るい笑顔で輝いていた。4年前土田和歌子さんは椅子マラソンで銅メタルであったが今回は金メタルに輝くのではないだろうか。 
 922日現在日本勢のメダルは通算で金5、銀5、銅4となった。金52つは成田真由美さんと土田和歌子さんに輝いた。この2人がどこまで活躍するか。
   
 想像も 出来ない努力 積み重ね 金に輝く 
2人の笑顔