2004年9月8日記述
5月31日早朝の散歩と題して書いた通り、私の散歩の始まりは5月25日であった。この時の動機は、次のようなものであった。「ドイツの哲学者カントは、毎日決った時刻に散歩していたという。彼の優れた思想は、「座っている時」でなく「歩いている時」に現れたという。
この一文に触れ、私も癒しの森の行き詰まりを打破するため、一念発起し早朝の散歩を実行している」というものであった。最初のころの1時間の散歩は、やや肥満気味の私にとってはかなりの運動量であったがだんだんと慣れてくるものである。今朝初めて万歩計を付けて1時間歩いた。万歩計は7000であった。
私の散歩は癒しの森の行き詰まりを打破するためであったが、その答えが見つかったかと自問自答してみた。答えは散歩によって特別なことが思いつくのではなく「動」の中で文章が生まれるという実感である。
・動あれば 映ずる世界 多々ありき 多忙の中で コラム生まれん