兄弟の骨肉の争い | NPO法人生涯青春の会

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NPO法人生涯青春の会の会報及びイベントの紹介をいたします。
ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

 

 

 世の中はいろんな見方がある。いつぞや読んで記憶に残っているのだが、「両親の遺産がないと兄弟の争いは起こらない」ということであった。従兄弟に大きな争いがある。両親の1億円余りの遺産をめぐって、3人の兄弟があい争う・・・これが兄弟かと嘆きたくなる修羅場が展開される。世の中には財産があるが故に、人間としての最低の修羅場を経験している人が多い。

 記録的豪雨で大きな被害を受けた福井県に、見舞金として、ドリームジャンボ宝くじの2億円の当たり券が723日匿名で送られてきた。。知事宛の手紙には「・・不幸にも被害を受けられた方々に少しでも援助になれば幸いと思い幸運に恵まれた宝くじ当選券(弐億円)一枚を同封して送ります。・・・本来ならば直接持参すべきところですが、大変失礼と思いますが、住所氏名は記入しません。あしからずお許しください」となっている。文字や文面から送り主を「誠実な、年配の人ではないか」(25日・スポニチ)とあった。推測で失礼であるが、大金を持つと子ども達の争いが激化するとの危惧があったのではないだろうか。

  財産が あって争う 醜さよ これを知らぬも 一つの人生