続、おばーちゃんの話し | NPO法人生涯青春の会

NPO法人生涯青春の会

NPO法人生涯青春の会の会報及びイベントの紹介をいたします。
ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

2004714日記述 

 

 

 76日「始めて笑うおばーちゃん」のことを書いた。そしたら、折り返すように「うにゃちゃん」という方から感想を頂いた。この人との交信内容を77日「始めて笑うおばーちゃんの感想」と題して書いた。うにゃちゃんは、私がオロナミンC、のフタが堅いから開けてあげたことが気に入ったようだ。その後78日に「うにゃちゃんのメール」710日に「思わず微笑む文章(うにゃちゃんのメール)」を書いた。そのため、始めて笑うおばーちゃんのことは、癒しの森の読者の間では有名になった。どんなおばーちゃんなのかと質問される。72日に入院した妻も、退院したら私と一緒におばーちゃんに会いに行くとのことだ。
 さて、76日以降も雨の日以外は毎日のようにおばーちゃんに会う。確か78日であったと思うが、おばーちゃんの方から話しかけてきた。「お前さんは何処の町内の人かね」と言うことから始まって、少々おばーちゃんと話しをする。印象に残った話は、西川の堤防の下の農家の家56軒を指差して「この辺の人は、皆老人センター(ホーム)に連れて行かれた」と昔の仲間がいなくなったことをとても寂しそうに言っていた。考えてみると80歳を超えると、身の回りのことが総て出来ない人も出てくる。このようなお年寄りのほとんどが、老人ホームに送られるのが現実なのだ。この社会の傾向がよいのかどうかは疑問である。

今はもう 昔の友は センターへ 寂しさまぎらす 川辺の散歩