賄賂大国の中国に恐れる必要はない。 | NPO法人生涯青春の会

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ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

以下は膨大な情報であるが、中国問題に関心のある方は一読されたい。

ここでは、前重慶市共産党委書記薄熙来(はく・きらい)のことを資料3から引用したい。

「薄氏の年間の正規の所得は20万元ほどだった。米ドルに換算すればわずか2万8千ドル(224万円)にすぎない。ところが、薄夫妻は数十億ドルの資産を海外に持ち、夫人は他の姉妹とともに香港、そして、英領バージン諸島に1億2千万ドル(96億円)の資産を持つというのだ。夫人はシンガポール国籍を持っていることまでが明らかにされている。」

 このことで、中国社会が如何に深刻な賄賂社会であることが分かる。

問題は薄熙来だけでないのである。


「薄夫妻がしてきたことの暴露が続く同じ4月のこと、今秋には最高指導者になると決まっている習近平氏が党の上級幹部を集めた会議で演説し、子女を海外に移住させ、二重国籍を持たせている「裸官」を批判し、中国は「亡党亡国」の危機にあると警告した。」


「 ≪中央委員9割の親族が海外に≫ 
香港で刊行されている月刊誌、「動向」の5月号が明らかにした政府関係機関の調査によれば、この204人の中央委員のうち実に92%、187人の直系親族、総計629人が米国、カナダ、オーストラリア、欧州に居住し、中にはその国の国籍を取得している者もいるのだという。」



 党幹部の少ない報酬で直系親族、総計629人を米国、カナダ、オーストラリア、欧州に居住させられるわけがない。習近平氏の演説のとおり、子女を海外に移住させ、二重国籍を持たせている「裸官」は、中国の「亡党亡国」の危機なのである。


資料は以下。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1869417922&owner_id=3230765