大阪市バス 運転手の給与4割削減方針 | NPO法人生涯青春の会

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大阪市バス:運転手給与4割減方針 橋下市長「民間並みに」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120226ddm041010167000c.html
<大阪市>市営バス運転手の給与4割削減へ 労組の反発必至
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000006-mai-soci

 大阪市交通局は、民間バス会社より高額と指摘されている市営バス運転手の年収(平均739万円)について、来年度から4割程度削減する方針を固めた。 交通局によると、市営バス運転手は計約700人。平均年収(49・7歳)は、在阪大手5社(阪急、南海、京阪、近鉄、阪神)の平均(44・5歳、544万円)より195万円高い。しかし、バス事業は28年間、赤字決算が続いており、累積赤字は10年度で604億円に上っている。

 運賃収入に見合った給与体系とするよう橋下市長から指示を受けた交通局は1月下旬、民間の平均をやや上回る2割強の削減案を橋下市長に提案。「これまでにないすさまじい削減」(交通局幹部)としたが、橋下市長は「民間は赤字を出さないよう必死なのに、赤字だらけの交通局が民間平均なのはおかしい」と突き返したという。橋下市長をやるもので、次の削減案となったものだ。
現在の年収 739万円  100%
改正の目標 443万円   60%・・・・296万円のダウン
(在阪大手5社のうち最低水準の近鉄(447万円)、南海(441万円)程度まで引き下げる方針)

 
今月28日~3月27日に開かれる2月議会で可決させ、4月1日からの実施を目指すという。実現すれば20億円以上の人件費削減となるという。市役所全職員の給与は来年度から平均7・2%削減される。交通局の現業職員約5400人の給与は更に引き下げることとしており、バス運転手の下げ幅が最大になる。

国もこれに近い経費の削減に取り組めば、消費税アップなどは必要ないように思う。大阪市の動きが日本の社会の官僚組織の根底を変えることになる気配である。