消費税増税船団 船長の寝ぼけた決意のみ

民主党大会　野田首相、社会保障と税の一体改革の実現に強い決意を表明
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120116-00000386-fnn-pol
強気の首相、解散で揺さぶり＝消費増税なお霧中－民主党
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012011600831
小沢・民主元代表：勉強会に１０９人が集結　離党組も参加、増税路線けん制
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120117ddm002010090000c.html
みんな・渡辺代表　衆院解散発言に「寝ぼけたことを言うな」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120117/stt12011715270007-n1.htm


野田首相は「解散しろという野党に対しては、やるべきことはやって、やり抜いて民意を問うことをはっきり宣言したいと思います」と述べて、野党を慟喝しているが、少し頭を冷やして欲しい。

民衆党は前回の選挙で「消費税アップはマニフェスト（政権公約）に書いていない」国民になにもいっていないこの増税をするのであれば「やり抜いて民意を問うことをはっきり宣言したい」と言う前に「消費税アップ」を国民に示して衆院選挙をすべきである。野田首相はもはや冷静な判断が出来ないようだ。

消費税アップは、民衆党内で100人余りのグループが反対である。このグループとの対話も進んでいないようだ。「解散権」を掲げて強引に進めようとしているが、こんな幼児性の手段で歴史を変えることはできないだろう。

みんなの党の渡辺喜美代表は野田佳彦首相が消費税増税関連法案の審議次第で衆院解散に踏み切る考えをにじませて野党を牽制したことについて「何を寝ぼけたことを言っているのか。『増税暴走内閣』の兆候が顕著になってきた」と批判している。