139、体内に入るセシウムを出来るだけ排出させよう | NPO法人生涯青春の会

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食事丸ごと、セシウム測定 全国11地点で 毎日新聞調査
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111229ddm013040003000c.html
 上記の報道によると、1日の食事に中に含まれるセシウムは以下であるという。
福島県 140~220ベクレル
群馬県 30~81ベクレル
宮城県 20~30ベクレル
札幌市   30ベクレル
東京都   31ベクレル
高知市   33ベクレル
福岡市   27ベクレル
日本で住んで食事を取っていれば、水・主食・おかずで最低でも30ベクレルのセシウムが体内に入る。30ベクレルとは、放射性物質(セシウムなど)が30個体内に入ることを意味する。
1日 30個
1年 10950個(30個×365)
この10950個のセシウムが1秒間で一回放射線を発するのである。
1分当たりの放射線  10950×60秒=657000回の放射線が体内で発射される
1時間当たりの放射線 657000×60分=39420000回の放射線体内で発射される
24時間当たりの放射線39420000×24H=9億4600万回の放射線が体内で発射される
365日当たりの放射線3942000×24×365=3453億回の放射線が体内で発射される。
この放射線で遺伝情報が傷つけられるのである。よって、1日30ベクレルのセシウムの内部被ばくでも危険性がある。体内に入るセシウムは腎臓で一定量体外に排出される。どのくらいの割合が排出されるかを示すデーターはない。ただ、尿の排出量によって変わると思う。放射能対策の懇談の時は、吸収がよく尿の排出を促す水を多く飲むことを薦めている。