10、感じのよい話し方と聞き方 | NPO法人生涯青春の会

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NPO法人生涯青春の会の会報及びイベントの紹介をいたします。
ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

感じの良い話し方の基本


1,正確に伝える
 ・正しく、解りやすく話す
 ・文語体ではなく口語体を使う
 ・職場用語、専門用語、外国語を不用意に用いない
 ・あいまいな表現は避ける

2,簡潔に伝える
 ・まず、結論を先に言う

3,明るくハキハキと話す
 ・語尾に注意し、最後まではっきり話す

4,肯定的な表現を用いる
 ・つまり、4日には無理です、ではなく、5日には可能です・・等々

5,命令形を依頼形に変える
 ・〇〇をしてください、ではなく、していただけますか?・・・等々


感じの良い聞き方



1,話の内容・要点をしっかりとらえる
 ・最後まで相手の話を聞き、理解できない内容があった場合必ず質問する

2,相手の真意を聞き理解する
 ・真意を代弁する・・・『そうなんですか、しかし苦労したかいがありまし た』・・・等々

3,話しやすい環境を作る
 ・積極的に聞く
 ・相づちを打って聞く
 ・話し相手に協力する姿勢を示す
 ・話し相手が自分に何を期待・要請をしているのかをしっかり聞き取る

 挨拶文や挨拶言葉もさることながら、ビジネス社会や会社組織においては、それぞれの実務を覚えても、先輩・同僚とのコミュニケーションを上手にとることができなければ、うまく仕事が進まないのは当然です。

 ビジネス文書もさることながら、文書よりまずはじめに社内でコミュニケーションをとろうとしたら、まずは『話すこと』でありそして『しっかり聞く』で成り立ちます、しかし文書やメールと違い、人と人が会話をすると言うことは、単に言葉だけで相手に意思を伝えているわけではないですね。

 自分の意志を伝えるには、まず顔の表情、身体の動き、対人距離、服装といった言葉以外の手段も必要です、この複数のアクションで私たちはコミュニケーションをはかっているのです。

 では、この対人間関係の三大原則がありますが、ご存知でしょうか、特に今年入社した方々には必ず覚えておいてほしいものです。

 ① 相手の立場に立って考える
 ② 信頼される存在を目指す
 ③ 誰からも好意を持たれる存在になる

  ・・・・です、つまり、職場内の人間関係をしっかり築く為には、第一に相手の考え方を理解し、その次に自分の役割や責任を果たすこと、そして、最後はギブ・アンド・テイクの精神を忘れずに進んで協力することが重要です。

 では、そのための話し方、意見の聞き方のポイントを紹介いたします。