熱中症多発 お年寄り2人死亡 | NPO法人生涯青春の会

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ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

7月21日 19時42分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100721/t10015874601000.html

 太平洋高気圧に広く覆われた影響で、日本列島は21日も、各地で最高気温35度以上の猛暑日となった。群馬県館林市では全国最高の38.9度を記録。20日に続き、今夏の最高気温を更新した。気象庁は、「特に子どもや高齢者に対し、水分をこまめに取るなどの熱中症対策」を呼び掛けている。

 群馬県館林市38.9度、埼玉県熊谷市 37.9度を記録している。館林市・熊谷市で熱中症によって2人の死者が出ている。この猛暑の中で畑仕事をすること自体が自殺行為ではないかと思う。無知=悲惨を地で言っているような出来事である。

 NHKが各放送局を通じてまとめたところによると、東京都と全国の県庁所在地の市、それに政令指定都市で、これまでに熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は、最も多い東京都で35人、名古屋市で18人、千葉市で13人、仙台市で10人、さいたま市で9人など、あわせて172人に上っている。


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猛暑:6人死亡 35度以上106地点
2010年7月21日 21時10分 更新:7月22日 0時30分 毎日新聞


2年ぶりに猛暑日となった東京都心。路面には逃げ水が現れ、人や車が揺らいで見える=東京都千代田区外神田で2010年7月21日午後1時16分、津村豊和撮影 日本列島は21日、太平洋高気圧に覆われ、群馬県館林市で今年最高気温の38.9度を観測するなど、106地点で35度以上の猛暑日となった。東京都心でも2年ぶりの猛暑日となる36.3度を観測、栃木県那須町など4カ所で観測史上最高気温を記録した。埼玉、栃木、茨城、福岡、熊本の各県で、熱中症とみられる症状で男女6人が死亡し、気象庁は「熱中症対策が必要」と呼びかけている。

 37.9度を記録した埼玉県熊谷市では、午後0時55分ごろ、同市妻沼の畑で同市弥藤吾の井田五郎さん(79)が倒れているのが見つかった。県警熊谷署によると、既に死亡しており、死因は熱中症。

 栃木県真岡市阿部品の畑で、午後0時45分ごろ、近くの女性(83)が、同県足利市の住宅では、午後6時ごろ、男性(62)が倒れているのが見つかり、ともに病院で、死亡が確認された。

 茨城県小美玉市高崎の住宅で、午後2時10分ごろ、男性(91)が玄関先で倒れており、間もなく死亡した。

 福岡県苅田町では、午後2時半ごろ、女性(86)が畑で倒れ、病院で熱中症による死亡が確認された。熊本県錦町では、女性(78)が午前1時ごろに熱中症の疑いで救急搬送され、その後死亡した。

 ◇レール温度上昇、運転見合わせ
 また、JR東日本によると、午後5時半ごろ、岩手県一関市の東北新幹線くりこま高原-一ノ関間でレール温度が上昇、点検のため仙台-盛岡間で約20分間運転を見合わせた。


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南米で厳しい寒波 20人死亡

721 1329  NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100721/t10015862601000.html


日本は本格的な夏を迎えていますが、南半球の南米は厳しい冬の寒波に見舞われていて、少なくとも20人が寒さで死亡したほか、めったに雪が降らない地域でも記録的な大雪となり、市民生活に影響が出ています。

南半球にある南米大陸には、偏西風の影響で南極からの冷たい空気が大量に流れ込み、先週から厳しい寒波に見舞われています。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは、先週、7月の平均の最低気温より8度ほど低い氷点下1度5分を記録し、路上で生活していたホームレスなど20人余りが死亡しました。このほか、パラグアイやボリビアでも死者が報告されています。また、めったに雪が降らないボリビア中部などでは記録的な大雪が降り、車が路上で立往生するなど、交通機関がまひして、市民生活にも大きな影響が出ています。こうしたなか、大西洋に面するブラジル・サンパウロ州の海岸では、およそ530羽のマゼランペンギンの死がいが見つかりました。生物学者が詳しく調べたところ、ペンギンの胃の中は空っぽの状態でした。マゼランペンギンはこの時期、南米大陸の南端から、温かい水温を求めてブラジル沿岸などに北上しますが、専門家は、潮流の変化や寒波による水温の低下によって、エサとなるカタクチイワシなどの魚が大幅に減り、ペンギンが餓死した可能性もあると指摘しています。

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南米に大寒波 アルゼンチンで低体温症死者13人

2010720124分  朝日新聞

http://www.asahi.com/international/update/0720/TKY201007200152.html


 【サンパウロ=平山亜理】真冬の南米を強い寒波が襲い、アルゼンチンやパラグアイ、ボリビアなどでは寒さによる死者が続出し、雪や強風のため、航空便に大幅な遅れが出るなど混乱している。

 アルゼンチンでの報道によると、低体温症などで19日までに13人が死亡したほか、暖房の不完全燃焼と見られる一酸化炭素中毒で33人が死亡した。南部や中部では18日、零下14度を記録。ブエノスアイレスは16日、零下1.5度と過去10年間で最も寒かった。

 また、パラグアイでは4人が死亡。北部では牛200頭が死んだ。当局は19日、「農場は寒さのための対策がなく多くの牛が死んだ。12万ドルの損失」と発表した。ボリビアの高地では零下14度を記録。東部でも先住民6人が寒さのために死亡し、各地で休校も相次いでいる。