2009/11/26 14:57 キャリアブレイン
衆院は11月26日の本会議で、「新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法案」と、肝炎患者の救済を目的にした「肝炎対策基本法案」を、いずれも全会一致で可決し、参院に送付した。
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「新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法案」では、新型インフルエンザワクチン接種での副反応で、障害を負ったり死亡したりするなどの健康被害に対する補償などを定めた。
「肝炎対策基本法案」は、肝炎対策を総合的に推進することを目的としており、前文で国の責任にも言及している。肝炎患者が必要に応じて適切な医療を受けることができるよう、国や地方自治体が肝炎患者の経済的負担を軽減するために必要な施策を講じることなどが盛り込まれている。