340、新型インフル、死者3000人超 WHO | NPO法人生涯青春の会

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 【ジュネーブ=藤田剛】世界保健機関(WHO)は11日、6日時点の新型インフルエンザの世界全体の死者数が3205人に達したとの集計を発表した。8月30日時点の集計に比べて368人増え、3000人を突破した。WHOは同日、早期の学校閉鎖によって、治療が必要な患者が最大で50%減少するという分析結果を発表。学校の閉鎖が感染拡大を防止する効果があると結論付けた。

 新型インフルエンザの死者数は米州地域の2467人が最も多く、日本を含む西太平洋は306人、東南アジアは221人などとなった。ただ各国・地域が感染状況を完全に把握するのは次第に難しくなっており、実際の死者数は集計値を超えている可能性がある。

 WHOは「最近では南米やアジアの熱帯地方で感染が広がっている」と指摘。人口の多い北半球が秋・冬を迎えるのをにらみ、世界的な流行拡大に警戒を強めている。