毎月のように日本の貧困層のことを書いている。これらの事態についてNHK
はほとんど報道していないように思う。(私がテレビを多く見ないせいかもしれない)2008年2月8日にも書いたが、健康保険料を納付できない家庭が全国2,551万の国保世帯に対し、その18.6%に当たる475万世帯に達しているのである。この事実を国民の何割が知っているのだろう。
何も報道しないから国民の大半が分らない・・・ここに「臭いものに蓋をしろ」という政治的な無言の圧力があるように思えてならない。03月26日の毎日新聞で医療を受けないで死亡した人の内容が報道されていた。死亡した31人のうち、年代別では60代が16人で最も多く、次いで50代8人、70代4人などとなっている。30代も2人いたというから痛ましい。 この31人の死亡は氷山の一角のように思う。
国民健康保険料を納付できない家庭が475万世帯に達しているのに、今後10年で高速道路建設に50兆円も投入するのである。どこか狂っていると思うのは私だけだろうか。
<国保滞納>31人が死亡…困窮、受診手控え 民医連調査
毎日新聞 -2008年03月26日
健康健康保険料の滞納・恐ろしいデータ
2008年2月8日日々の映像
http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=22831&pg=20080214
http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=22831&pg=20080330