14、喜び | NPO法人生涯青春の会

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NPO法人生涯青春の会の会報及びイベントの紹介をいたします。
ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。


                         200946

 ミクシイでコミュニテイ「高齢者情報」を設けた収穫は、このページが媒体となって素晴らしい出会いがあったことです。ナース岩下さんもその中に一人。日記の中で80歳を越えた利用者さんが元気になって、髪の毛に一部が黒くなってきた・・・という記述を読んでナース岩下さんの経営する「あおぞらデイサービス水戸」へ妻と2年前に見学に行ったことがある。

 このとき、介護情報の最大のポイントは、施設を運営するリーダーのレベルであると深く理解した。そして、新潟にナース岩下さんが指導する施設ができればとも思ったりもした。妻が私より先立つことはないと思うが、もし、そのようなことがあり、私が最晩年を迎えてと時はナース岩下さんの経営する施設に入りたいと思っている。私は418日で70歳、ナース岩下さんは40歳少々なので私が85歳の時でも50代でまだまだ若い。

 今日は「あおぞらデイサービス水戸」如何に素晴らしいスタッフがいるかをご紹介する意味でナース岩下さんの20090406日の日記を引用させていただきます。新「癒しの森」に飾るにふさわしい内容であると思います、
                       
                         いしだふたみ

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喜び              
                  2009040600:35
                       ナース岩下
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1129843299&owner_id=1542038


今日の新入社員研修のときに 介護の定義の話をした。
どういう介護を目指している会社なのかの話もした。
そのあと 研修を受けたスタッフさんが
「利用者の○○さんが、ベッドに寝ているよりも 車いすにいる時間が長くなって 笑顔が多くなって、他の利用者の方も喜んで とてもいいですね。 今日のお話は、こういうことなんですね。」 
素敵な笑顔で発言した。

年配のスタッフさんで 介護も未経験で、不安なんです、 というスタッフさんだったけれど、少しづつ慣れてきてくれたようで 、素晴らしいことに気づいてくれて喜ばしいことです。 嬉しいです。
そういう気づきのできるスタッフさんが たくさん増えてほしいなぁ。
利用者さんが元気になることを素直に喜び どうしたら、もっと笑顔になれるんだろうって、一生懸命考えるスタッフ 考えて 提案してくれるスタッフ 
そして 「はい!やってみます」って明るく答えてくれるスタッフ。
そんなスタッフによって あおぞらは支えられています。

感謝

この4月で 看護学校に入学するスタッフが二人います。
介護の仕事を経験して ナースになろうと行動しているふたりは、あおぞらの誇りです。
学校に行くから あおぞらの仕事はできなくなるけれど 夏休みには、働きに来てくれると約束してくれています。
二人とも 正直で素直で 利用者のためにどうしたらいいかを常に考え 提案し、行動してくれる頼りになるスタッフでした。
その二人が働けなくなるのは残念だけれど  でも、ナースの勉強をしてくれることは 同じナースとして、とても嬉しいことです。
あおぞらで学んだことを 看護学校でもっと深く、広く学び 多くの患者さんの助けになってほしいと思います。
あおぞらで私が教えたことは、 看護となんらかわりはありません。
法律が、介護でやってはいけないと決めていることが 、いくつかあるだけだ、と思っています。
ケアの根本は一緒。
だから どんな他の看護学生よりも 多くのことが吸収できるでしょう。
このふたりは とても優秀なあおぞら卒業生です。
ナースになって しばらくは病院とかで急性期の医療を体験し、 そして 結婚でもして 子育てして そして そろそろ働こうかなと 思ったときに 二人に恥じないようなあおぞらになっていようと 思っています。
他のスタッフも そう思って、ふたりに負けないように勉強しないと だめだよおおおお!!

お二人様 今まで、ほんとにありがとうね。
とても感謝しています。
あなたたちのおかげで 笑顔であふれるあおぞらでした。

(
コピーをする関係で行間を圧縮させてもらいました。)