2017年に入り、ほんの数か月が月並みではあるが『ジェットコースター』の様に過ぎていく。。
その『ジェットコースター』はまだ止まってはいない。。。
時系列をまとめてみる(´・ω・`)
2017月2月下旬
・入浴中に『左精巣』の先端に5㎜大程のしこりを発見する。
※当時は脂肪の塊(所謂脂肪腫)と考えていた。
そのうち無くなるだろうと特に気にもせずその後しばらく忘れる。
3月中旬
・同じく入浴中、『左精巣』の全体の硬化に気が付く。
※少し驚きはしたが、痛くも何とも無いのでまた放置。
この頃からインターネットで検索情報収集し『精巣腫瘍』を意識し始める。
しかし、10万人に1~2人の症例では流石に自身は該当すまいと思っていた。
全く無痛のままで、ただ左精巣が硬い。
4月5日
・精巣の硬化に加え、少し肥大化(感覚レベル)した気がするので、某総合病院を受診。
やはり症状から『精巣腫瘍』を疑われるものの、当日出た血液検査でマーカー(AFP・
HCGβ・LDH)の反応が無く、担当医より2週間後の再診を告げられる。
4月18日(AM)
・上記総合病院を再訪・再診。経過に変化がない(精巣硬化のまま)と告げると、問診のみで前回の血液検査の結果の復習。担当医は問題は無いと診断。
※担当医師の対応に不満有り。全く良い方に解釈しても経過観察の診断。
ココが運命の分岐点だと思う。。もしそのまま診断を鵜呑みにしていたらと思うと背筋が凍る。
同4月18日(PM)
・診断に納得がいかず、友人の情報から自宅近くの泌尿器科クリニックを受診。
総合病院と同様の検査の上、血液検査(マーカー)の結果待ち。
※私は腫瘍マーカーが出ない事を当然知っているが、あくまで第三者的に診察してもらう為に当時あえて伏せておいた。
同4月24日
・血液検査の結果を聞く為、クリニックを再診。血液検査は正常も、総合的に『精巣腫瘍』を強く疑うとの診断。先生とのカンファレンスの上精巣摘出を決定する。手術日程は5月30日。
※非常に人気のある先生で手術日がずっと詰まっていた為だが、1ヵ月以上も待機する事に。
しかし、初診段階から先生を信頼していたので、他の病院での手術は全く検討せず。
同5月2日
・腹腔内リンパ節付近に鈍痛が続く為、予定には無かったがクリニックで診察。リンパ節転移の可能性も否定出来ず、造影剤を使用したCT検査を前倒し。結果は病巣の所見無し。
痛み止めの薬を貰って帰る。
同5月15日
・術前の循環器検査。麻酔の為に必要。
同5月24日
・手術前最後の検査。
同5月29日
・入院。翌30日手術にて『左精巣』を高位精巣摘除術にて摘出。
オカマで無くオナベでも無くフライパン位になった(笑)
※仮診断ではあるが、精巣に腫瘍があった事はほぼ確定。
統計上『精巣腫瘍』は人口10万人に対し1人、2人程のレアな症例だという。
同6月5日
・病名の告知。精巣原発悪性リンパ腫との診断。
こちらはもっと凄い確率。
『精巣原発』の中で『悪性リンパ腫』は全体の1%~7%らしい。。
病理の結果は『非ホジキンリンパ腫 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 略称DLBCL』
病気の悪性度『中程度』ではあるが、私は精巣原発という事で悪性度『高』に入るようだ。
更にレア度が増したのはお察しの通り。。『非ホジキンリンパ腫』の中の1%~2%
同6月9日
・12日間の入院を終えYクリニックを退院。
同日
・地元大型総合病院の血液内科を受診、今後複数の検査を経て全身治療に入る。
※DLBCLの中でも精巣原発で『白血病』と同等の全身治療を要すと言う、最悪の宣告。
今ココ↑↑↑↑↑↑( ̄ー ̄;
今年に入り、病衣期と無縁の私が4か月余りでこの状況はまさに『ジェットコースター』ですね。。
闘病記17に続きます。。