熊本地震からちょうど一年が経ちました。

 

 

地震の後、書美院の職員で手分けして連絡、熊本県内の教室に状況を伺ったことが、つい昨日のことのように思い出されます。

 

「教室の皆、無事だった」という報告に安堵し、また、「今、避難しているところだ」という話を聞いては心配になったりと、私たちも気持ちが落ち着かない日々を過ごしましたが、現地の方々の心境は、きっと想像できないほどのものだったと思います。

 

全国各地からも、「熊本の関係者の状況はどうなっている?」という問い合わせがたくさん寄せられました。

また、現地に出向き、お知り合いの先生を尋ねられた方もいらっしゃるそうです。

 

この時期、書美院全体で熊本のために何かできることはないかと話し合いました。

 

 

書美院では、5年ごとの恒例行事、創立記念作品展を開催していますが、今回、その創立記念作品展を平成29年度、30年度の二度にわたり、熊本で行うことを決めております。

 

これは、書美院ができる復興支援の形として考え、企画しているものです。

 

 

まずは、今年12月5日より、児童・生徒作品展が八代市立博物館 未来の森ミュージアムで開催されます。

児童・生徒部門単独開催、またそれを書美院本部から遠方で行うのは、今回が初めての試みです。

 

 

書美院に関係する方、このブログやホームページで書美院を知っていただいた方、様々な方に、是非、足を運んでいただきたいと願っております。

詳細はこのブログ内で随時お伝えしていきますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

 

改めて、震災に被災された方々に心からお見舞い申しあげると共に、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。