ま、まさか、アフロディテ様がアコちんのママだったなんてー！！（ＳＳＬ ver.3.0）

　し、しかも、音吉さんがアコちんのおじいちゃんで、アフロディテ様のパパだったなんて、一体誰が予想だに（以下略）。

　はいはい、テンプレテンプレ（酷）。

　そんなわけで、「スイートプリキュア♪」第３６話。

　幼女変身で全国の大きなお友達ブヒりまくり回（アレ？あながち間違ってないぞ）。以前、「メフィスト様も、さっさとアフロディテ様と既成事実作って結婚しちゃえよ」みたいな事書いたけど、まさか既に既成事実があったとは（笑）。

　うーんとはいえ、何ていうか思いつく限り一番ありきたりな落とし方されちゃったって感じだなー。映画公開に合わせてかどうかは知らんけど、もう少し捻りの利いたやり方はなかったもんか。

　例えば、１クール終わった辺りで視聴者にはミューズの正体を明かしといて、主人公チームとの二重ストーリーにするとか。そうする事で響達はもちろん、彼女らの言動からアコちんも何かを学び取って、自分がプリキュアとして何を成すべきかを覚っていく成長譚としての側面も生まれてきたの思うんだわ。
　まだ本編終了前にこんな事言うのも何だけど、非常に残念。かなり美味しい材料だったのに、子供番組って事を意識しすぎたのかね？意外とチビッコは、特に女の子は、そういうところもしっかい観ちゃうから、思い切って挑戦すれば本作の評価もガラっと変わってたかもね。
　その好例が、まさしく前作の劇場版なわけだけど。

　まあ、今さら言っても詮方ない事だし、せめて残りのエピソードを楽しもう。ウン。

　と、ここに来て新たな疑問。
　第１話でメフィスト様が楽譜を奪いに来た時の、アフロディテ様の言動。普通、失踪した旦那が悪者になって帰ってきたら、それなりのリアクションがあって然るべきなのに、まるっきり「アラアラ、ウフフ」みたいな感じで、旦那に対する態度には見えなかった。
　ネタバレ防止だったのか、単なる後付け設定なのかはさておき、今にして思えば何とも不自然。ただの演出か、はたまた…。

　それから、同じくアフロディテ様がミューズについて聞かれた時の事。「そんなプリキュアは聞いた事がない」と断じてらしたけど、だとするなら、彼女は自分の娘がプリキュアだと、いつ気づいたんだろうか。
　そんなエピがあった記憶もないけど、小生の思い違いか？

　むぅ～、謎だ。

　そして、最近すっかり空気ポジションが板についてきた主人公チーム（ｴ）。ビートも初登場時は、あんなにチヤホヤされてたのに、今やどこぞの夫婦と一緒に仲良く捕縛…（涙）。
　てか、アコちんの正体に気づいて畏まるエレンを横目に、堂々と膝で寝転ぶ白猫。ますます、どこぞの白ウサギ化が著しく。
　多分、最終的にはヤツがラスボスとして君臨すると予想（ねえよ）。

　
　次回。何故か近年急増中のハロウィン回。正直、日本の風土にカボチャのランプなんざ、ちっとも似合わないと思うんだ。ただ単に、ガキどもにお菓子売りつけたいメーカーの策略だろ？（突如として猛毒噴射）