企業は仮面舞踏会

「オレは◯◯のために働いているんです。」と熱く語ってくれる人がいます。

それは奥さんのためであったり、
家族のためであったりすることが多いのですが
実は聞くたびにガッカリします。

だってそれは、この会社じゃなくても良いってこと。
話しをしてくれた人も、入社するとき大抵面接で、
「会社に入る理由は◯◯です。」って言っていました。

「家族のために御社に入社したいとです。」
という人はそういません。

わかってます。
たいていは最初から家族や奥さんは大切なのです。
そこの目的は変わっていないのです。

でも、貴方ほど優秀な人であれば、
ここでなくても奥さんや家族は養っていけます。

それを前提に、
何のために働くのか？
何のためにこの会社に入社したいのか？
を、どうしても聞いてしまうのです。

「条件が良いから」だとしても、
企業にとっては目的が沿った人に対して良い条件を
提示しているだけでしかありません。

無いほうが双方にとっていいのですが、
もし仮面を被って、条件を優先させたのであれば、
その仮面はその企業にいる間は被ったままでいるべきでしょう。

被った仮面が違うのであれば転職をするのも良いですし、
被った仮面がいつしか馴染んで自分の顔になるかもしれません。

そこで働いて、
仮面を外すのは双方にとって幸せではないと思うわけです。

【SYNERGY】正しいことよりも大切なこと

最近とある先輩に言われたことで
胸に刺さった言葉。


人は何を言われても
好きな人の言葉であれば聞こうと思う。

逆に嫌いな人の言葉であれば
正しいことを言っていても聞こうとしない。


確かに自分もきっとそう。


他の人の言葉で興味深い一言もありました。


何を伝えるかではなく、
何かを伝えるあなたが何者であるかが重要。


だからこそ、メンバーのことを大切に思える
人でなければ、言葉は響かない。

相手を思う気持ちがあるか。
相手を好きだと思っているか。

そんなあたりまえが整っていなければ
何を伝えても一緒。

考えさせられる言葉でした。

【SYNERGY】 説得の技量

当社では、１月末決算なので
先月末辺りから 慌ただしく
事業計画をつくる時期になりました。

この時に悩むのが
作った事業計画をどうやって
浸透させるかということ。

仕事は上司が部下に「命令」をすると
とてもつまらなくなってしまいます。

自分の場合は今まで上司から
共感できるように説明をしてもらい
自分自身が納得して仕事に取組めたなぁと
勝手に思っています。

これって凄い大切なことだなぁ
って実感しています。

なんですけど世の中、
「とにかく、俺の言うことを聴け！」
と、地位で発言する人も
少なくありません。

命令からはじまる仕事は
とてもつまらない。

そうは言っても
部下に方針を伝えて、
動いてもらわなければ
ならないこともあります。

そういったとき
やっぱり上司には、
部下を納得させたり共感してもらえる
技量が必要なんではないかと。

命令は楽ですからね。

説得したり、
共感してもらうことを放棄して
安易に命令で部下を動かしている人には
魅力的な人は少なく
いつもどこかしら不満そうに感じます。

共感や説得できない上司は大抵
自身がプレーヤーであって
上司の仕事（管理職）はまっとうしていません。
むしろ、本当はそれが仕事なんですけどね。

自分もできているわけではありませんが
そういったことは意識して
おきたいと思っているんですよね。