刮目せよ、夜天の書の力を!~不意打ちに蒼丕が吹き飛ぶ?~
途中で唱えられる詠唱はオリジナルの物です、考えるのも苦労しました^^;
前回 の続き
ブリッツ「さて、使えない物をいつまで持っていても仕方ないでしょう・・・此方に寄こしなさい」
キュベレイMk-Ⅱ「渡さないとどうなるか解ってるのかい?」
キュベレイMk-Ⅱ「痛いのがいやだったら早く本と杖を渡しなよ~」
蒼丕「断る!夜天の書もシュベルトクロイツもお前等の様な外道に渡せる代物ではない!」
劉備「そう言う事だ、どうしても魔道書と杖が欲しいのなら・・・」
夏候淵「何故この大事を起こしたか、魔道書と杖を欲する訳を話すか・・・」
徐晃「これらを渡す際の見返り・・・もとい人質の解放をするか・・・」
蒼丕「それとも力尽くで取りに行くか、そして結果我らに倒されて魔道書と杖を諦める、人質も解放して・・・お前に与える選択肢はこれだけだ!」
劉備「ちょい待て蒼丕、さっきから気になっていたのだが・・・お前まさかそのまま戦う気なのか?」
蒼丕「取り出すのもしまうのも僅かながら時間が掛るからやむを得ん・・・一応密かに超雲から槍術も教わったし」
劉備「え~・・・て言うか超雲いつの間に蒼丕に・・・」
シャマル「困りますね~、はやてちゃんの大切なシュベルトクロイツを汚されては・・・」
蒼丕「!?」
シャマル「と言う訳で夜天の書をちょっと返して貰いますね」
蒼丕「あの・・・全然構わないのだが・・・」
劉備「貴方達はいったい・・・」
シャマル「申し遅れましたね、私は機動六課所属の主任医療官のシャマルです」
リイン「同じく、機動六課部隊長補佐のリインフォースⅡです」
劉備「ん?シャマルって・・・まさか夜天の書に記されてたあの!?」
シャマル「ある程度はご存知でしたか・・・では折角なので夜天の書の力をお見せしましょう」
シャマル「夜天の書よ、主八神はやての守護騎士が一人、シャマルの名のもとに命ずる・・・」
キュベレイMk-Ⅱ「ね~、また同じ事をしてるよ?」
ブリッツ「無駄な足掻き・・・じゃない、蒼丕は自分で手で持って唱えていたが・・・」
キュベレイMk-Ⅱ「本が浮いているぞ・・・」
シャマル「蒼き穢れ無き夜天の光よ、夜天を奪わんとする悪しき者に・・・」
ブリッツ「な・・・なんだ!?」
シャマル「解き放て!」
シャマル「夜天の裁きを!」
ズドォォォォン
ブリッツ「うわあああぁぁぁぁ・・・」
シャマル「さて・・・答えて貰いましょうか?」
徐晃「これが・・・ベルカ式魔術の、いや・・・夜天の書の力か・・・」
蒼丕「共有所有者であるシャマルが使ってこれか・・・本来の所有者であるはやてが使うとなると・・・相当だな」
シャマル「はやてちゃんを何処へ連れて行ったのですか!?答えないと・・・」
ブリッツ「リンカ―コアでも・・・取る気かい?残念だが僕はMS・・・つまりは機械だ、そんな物があるわけ・・・」
シャマル「いいえ、取るのはリンカーコアじゃない・・・貴方の動力源となるバッテリーパックよ!」
劉備「ちょ・・・ちょっと待て、バッテリーパックを取っちゃったら動かなくなるから情報を聞き出せないぞ」
蒼丕「ていうか・・・そんなものまで取り出せるのか・・・」
シャマル「う~ん、じゃあどうしましょうか劉備さん・・・」
劉備「え!?どうしようと言われてもな~・・・とりあえず身柄を機動六課の方で確保しとくとか?」
蒼丕「!?」
????「とりゃあああぁぁぁ!」
蒼丕「やらせん!」
蒼丕「ぐはっ!?」
劉備「なっ・・・蒼丕!」
シャマル「わっ・・・そ、蒼丕くん!?」
????「僕は格闘は不得手なんですがね・・・機駕の次期大帝すらこの程度なんですか?」
夏候淵「貴っ様よくも蒼丕様を!」
蒼丕(・・・あやつも・・・君付けか・・・)
次回を待ってくださいね(byシャマル