こんにちは。
シャトレです！
本日は「企業選びの軸」について
お話ししていきます。
突然ですが、
人事として採用に関わっていると
このような学生さんを見かけます。
「やりたい事ではなく、
"人"で企業を選んでいます」
「企業の社風を大事にしています」
「風通しの良い会社に行きたいです」
このような方いらっしゃいますか？
はっきり言いましょう
その軸だと
100%就活は失敗します
いきなりこんな怖いことを言って
すみません。
しかし、これだけは
口を酸っぱくして
言っておきたいのです。
皆さん様々な"軸"で
企業を選んでいるかと思いますが
その"軸"を間違えると
入社1ヶ月で辞めてしまう
ダメ新入社員になってしまいます。
このようなことが起きてしまう原因は
就活中に大事にしていた"軸"
と
入社後に大事になってきた"軸"
にギャップがあるためです。
このギャップがなくなるように
今のうちから企業選びの軸を
明確にしていきましょう。
そうすれば、あなたは
内定をラクラク獲得出来るだけでなく
入社3ヶ月で大活躍出来る人材に
なることが出来ます。
では詳しく説明していきたいと思います。
1．本当に必要な企業選びの軸とは
2．企業の見極め方
3．まとめ
1．本当に必要な企業選びの軸とは
では、まず始めに
こちらの資料をご覧ください。
参照：2018年卒マイナビ大学生意識調査
これは、就活生が企業選びの際に
大事にしているポイントです。
こちらを見ると、
・安定している会社
・自分のやりたい仕事が出来る
・社風が良い会社
という3つを
重視していることが分かります。
では、別の資料を見てみましょう。
参照：Vorkers調査レポートより
こちらは新卒3年以内に辞めた人を対象に
調査したものです。
こちらを見ると
・キャリア成長が望めない
・残業、拘束時間の長さ
・仕事内容とのミスマッチ
これらが主な退職理由です。
気づかれた方いらっしゃいますでしょうか？
そう、
就活中に大事にしていたポイントと
退職理由には大きなギャップ
がありますね。
結局、
就活中はその企業の
全体像を見て判断している
のですが、
入社すれば目の前の仕事、
今やっている業務に
視点が変わります。
ですので、
目の前の仕事をしていれば
その企業が安定しているか
どうかは関係なく、
「この仕事をやっていても
昇給昇格出来る気がしない…」
「今夜も残業か…」
「やりたいと思ってたことと違うな…」
と、ギャップを感じて辞めてしまうのです。
しかし、安定性や
社風を重視することが
悪いことではありません。
要は
どちらもバランスよく
考えれば良いだけです。
では次の章から
退職理由で挙げられた
3つの項目について
考えていきたいと思います。
2．企業の見極め方
主な退職理由の
見極め方について説明していきます。
キャリア成長とは、要は
昇進昇格
のことです。
キャリア成長が望めないというのは
何をやれば、どんな役職になるのか
という道筋が見えない。
という事です。
ちなみにこういった会社は本当に多いです。
例えばアルバイトなどをしていて、
店長が
「これが出来たら時給100円アップな」
と言ってくれたらやる気も
出ますし、意欲的に
取り組むことができます。
しかし、何をすれば時給が上がるのかも
分からず、責任だけが上がっていくのでは
やる気を上げようにも上げられません。
(実際私のバイト先がそうでした)
これを改善する方法は
人事に直接聞くこと
です。
聞く時のポイントは
何をどうすればどのような役職になるか
という部分を
数字と固有名詞
で語っているかです。
例えば
一か月〇万円の売り上げを
三か月出し続ければ△△という役職について
給料が×万円上がります
ここまで答えられたら、
その会社のキャリアはかなり明確でしょう。
逆に、
仕事を頑張って
ある程度お客様に認められたら
昇進できる
といった、意味の分からない曖昧な
回答であれば、社内の昇進制度が
不明確な証拠です。
お金や役職のために
仕事をする
と言ってしまうと語弊がありますが
何事にも目標とそれに見合った報酬が
ないことにはモチベーションが続きません。
行きたい企業だからこそ
はっきりしておきましょう。
残業時間や拘束時間は
今「働き方改革」と
言われる現代においては
ホットな内容です。
ここで注意しておきたいのは
ずーっと9:00出社17:45退社の
会社は存在しない
という事です。
仕事には波があります。
忙しいときもあればそうでない時も
ありますので
その時その時に応じて
柔軟に対応していく必要があります。
ですので、「業務時間」を
考える上で大事なことは
時間の融通が利きやすいか
を基準としましょう。
例えば、
休日出勤の代休は取れるか
有給休暇が獲りやすい雰囲気か
要するに
業務時間をある程度
自分でもコントロールできそうか
という視点です。
これは
社員面談
を通して聞いてみるのが良いでしょう。
人事の方では実際の現場の
働き方を十分に把握していない場合
がありますので
現場で働いている人に
聞くことをオススメします。
この時の注意点としては
ネガティブに聞かない
という事です。
・残業時間はどのくらいですか？
・ぶっちゃけ休めてますか？
・残業代って出るんですか？
露骨にこのように聞いてしまうと
「これは印象よく答えておいた方が良いな」
と社員が判断して
・やることやれば残業はないよ
(⇔やれないなら残業あるよ)
・全然休めてるよ
(⇔人によるけどね)
・きちんと申請すれば出るよ
(⇔申請できる雰囲気じゃないけどね)
といった本音と建前が
見え隠れする回答になってしまいます。
ですので、
・お休みの日は何をされているんですか？
・一年で一番忙しい時期とそうでない時期は
いつですか？
・日々どのくらい仕事を抱えているんですか？
といった質問をして
裏側の実情を読み取っていきましょう。
最後に仕事内容についてです。
前提として押さえておいて
欲しいことは
最初は雑用しかないと覚悟しておくこと
です。
入社一年目の社員に
いきなり重要な仕事を割り振ることは
ありません。
バイトで入って一日目に
いきなり重要な予約客の
接待は任背ませんよね。
仮に
「入社してすぐに重要な仕事を任されます！」
という会社があるのであれば
それは嘘か、人が本当に足りていなくて
即戦力級超ハイスペック人材しか
通らないかのどっちかです。
ですので、重要なことは
入社直後の仕事を知っておくこと
です。
これは社員面談の中でも
入社3年以内の若手
に聞くことをオススメします。
ただし、この時も
つまらない仕事だと思われたくないな…
と判断されかねないので
「自分はまずどんな雑用でも
どんどん取り組んで
一番になりたいと思っています！
ですので、入社してからの仕事内容を
教えてください！」
と意欲的な姿勢を見せれば
結構リアルな内容を教えてくれます。
大事なことは
雑用のない会社を探す
のではなく
どんな雑用があるかを知ること
です。
雑用なんてあって当たり前ですが
こんなはずでは…と思わないよう
事前に知っておくだけで全然
変わってきます。
お試しあれ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
あなたのゴールは内定を獲ること
ではないはずです。
入社してすぐに頭角を現して
活躍して、それに見合った
報酬と地位を手に入れることですよね。
そのためにも、なぜ新入社員が
辞めてしまうか？
というポイントは押さえておきましょう。
今すぐに紙とペンを用意して
この3点を書き出してください。
①いつまでにどんな役職になって
どのくらい給料が欲しいか
②仕事に打ち込む時間は
どのくらいまでならいけるか
③雑用をしてでもやってみたい
ワクワクする仕事とは何か
ぜひコメント欄であなたの
回答をお聞かせください。
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