他人のしぐさに振り回されるな!(長編) | 「口臭治療は口腔内健康法」 早稲田  和デンタルクリニック

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口臭治療の患者さんの中で、他人のしぐさが気になる方が、非常に多いように思われます。

 自分自身に原因がない場合が、ほとんどなのですが、気をつけなくてはいけないのは、体臭・職業臭・香水・柔軟剤・タンスのニオイなどです。これらの場合は、自身が原因となっているのは、明らかです。

 これらのニオイは、本人は気にならなくても他の人にとっては不快に感じる場合があるからです。慣れ親しんだニオイは気にならなくなりますからね。

しかしながら、特に他人の仕草から自身の口臭を判断しているケースは、全く状況が違います。

心配なら身近な人に確認が必要でしょう。
身近な人は遠慮して本当のことを言ってないと訴える方がいますが、本当の事を言ってと頼んでおいて信じないのは、おかしな話です。人間同士の信頼関係が壊れてしまいます。大切な人が、他所で辛い思いをする可能性あるのに、その場を上手くやり過ごす事ができますか?出来ないでしょう。協力者を信じてください。

まわりくどい話になりますが、ご勘弁を!

 神経生理学者は、味覚とは「95%が嗅覚」で、残りの5%が味だとしている。それほどに、味覚に関する情報の大半は鼻から脳に入っているということです。味覚は、ほぼ嗅覚なのです。鼻が詰まっている時に食べ物の味がわからないでしょう。そういうことなとです。

甘いニオイ、酸っぱいニオイと味覚と嗅覚がいっしょになった表現が多い事でも証明出来るのではないでしょうか。

幼児に美味しい(いい匂い)と言う表情をして食べ物を与えるとその子はその食べ物の味覚を美味しいもの(いい匂い)というカテゴリーに判別しやすいそうです。きっと仕草もそうでしょうね。そうすると味覚の95%が臭いであるならば、上述のカッコに囲まれたことばのように言い換えられませんか?ニオイもそのように多くの場合判別されていると考えて良いのではないでしょうか?
このように、視覚から味覚を判断しているケースがあるならば、実際には臭っていないものを、視覚からニオイと判断していてると考えられる場合があってもおかしくないのではありませんか?

相手がお口がクサイ状況で、それを他人に知られてたくない場合なら、手で口を覆ったり、覆いながら会話したりするはずです。それなのに、その仕草を見て、自分がクサイから手で鼻を覆っているのだと考えるのは、おかしくないですか?そうなるのは、自身がお口がクサイ時に同じく仕草をしていたからにほなならないのです。クサイ=私の方程式が成り立ってしまっているのです。よっぽどクサイない限りなかなか相手に伝わるように露骨に手を鼻のところに持っていく動作などは、出来ないのが普通だと思います。どちらかと言えば自身のニオイを隠すように手で覆うほうが簡単にできる動作だた思います。
例えば、美味しいでは無く、くさいまたはカラカラ・ネバネバ・酸っぱい・にがいに置き換えて考えてみると、その時の表情はきっと不快な表情に他ならないでしょう。
当然、赤ちゃんが母親の表情から判断したように、見ているものにもその不快な表情や仕草は、状況を判断する視覚情報として伝わります。あなたが口の中で感じた問題が、相手にも共有される瞬間です。それは普段、相手の方も口の中で感じた問題に対して同じくような仕草をしていたからに他ならないのではありませんか?
臭いは、記憶と関係あります。」と言う説明がありました。

 口臭治療の患者さんも数少ない過去の指摘体験であっても口臭という臭いが関連づけされてるために、他人のしぐさで苦しむのです。
正しい口腔内管理をマスターして先手必勝で臭いの種を消してしまえば、後は相手の問題です。

脱出の扉は、もう少しで開かれます。チェスト!!