北陸新幹線の車内販売

　北陸新幹線が3月14日に開業する。

　それにともなって、車内販売でも様々な変化がある。現在の「北越」と、ほくほく線経由の「はくたか」は、新幹線の「はくたか」「かがやき」に発展的解消となる。

　北陸新幹線の車内販売は、分かっていない部分もあるが、私が現在把握している範囲で、まとめてみた。

追加※実際に2015年5/31と6/1に北陸新幹線に乗ってきた時の記事は、こちらをご覧ください。↓

【1】「かがやき」「はくたか」は車内販売アリ

　北陸新幹線の速達タイプ「かがやき」、停車駅が多い「はくたか」は、車内販売がある。

　開業時の「ＪＲ時刻表」を確認したところ、臨時列車も車内販売が行われる。グランクラスも連結されている12両編成だから、車内販売アリは当然のことと言えそうだ。

　唯一の例外は、早朝深夜に1往復運転される長野～金沢間の「はくたか」だけは、車内販売が無い。

【2】「あさま」は、早朝深夜の一部で車内販売が廃止

　現在「あさま」は、車内販売アリが建前だった。しかし、一部が廃止される。

　東京駅を19：44以降に発車する「あさま」4本と、長野駅を9：30までに発車する「あさま」6本で、車内販売がなくなる。

　「なすの」「たにがわ」の車内販売廃止は、ハッキリ発表されていた。「なすの」なら往復で計38本中のうち10本で車内販売が実施されていたが、今回廃止となる。「あさま」で廃止されるのも、同じく10本。同じ本数の削減なのに、何だ？この扱いの差は。

　さすがに地元・長野では、「あさま」の一部で車内販売廃止が、ＰＲされている。↓この写真は、長野駅の掲示。

【3】北陸新幹線で販売されるもの

北陸新幹線は、特別な観光列車ではないから、販売するものは、他の新幹線と大きな差はない。

グッズは、次のようなものが用意されている。

6色ボールペン520円、Ｅ7系キーホルダー910円などが販売される予定だ。

新幹線の座席に用意されている車内販売の品目一覧の紙だが、北陸新幹線にも用意されている。表はこちら↓。やはり、売れると利益が大きいコーヒーを前面に押し出している。

　裏面にも、販売されるものが載っている。↓

　この写真はＥ7系「あさま」に乗った時に、3月14日以降の販売品目として、座席に用意されていたものだ。

　この中の「北陸新幹線サクサクサブレ」が欲しいのだが、3月14日の開業以降の販売となっている。

それ以前は販売していないとのことだ。

【4】弁当

北陸新幹線で、どんな弁当が販売されるかは、ほとんど分からない。ざっと検索したら、駅での販売で、こういうのが出てきた。

富山駅の「ますのすし」、上越妙高駅の「鱈めし」、金沢駅の「利家御膳」などが駅で販売されるそうだ。

【5】沿線で観光特急が

北陸新幹線開業は、車内販売マニアにとっては、特別な興味はない。しかし、それに合わせて観光列車が運転される計画なのは、うれしい。

ＪＲ飯山線「おいこっと」・・・キハ110系2両を改造した観光列車が4月4日から運転される。全車指定で主に土曜日曜に運転。「おもてなし」も計画されているそうだ。

のと鉄道「のと里山里海号」・・・4月29日より、のと鉄道で観光列車が運転される。3000円のスイーツプラン、3500円のほろ酔いプランもあり、面白そうだ。

長野電鉄「特急ゆけむり～のんびり号～」・・・現在運転されている元小田急ロマンスカー車両が、観光色を強くして、運転される。

車内販売でございます。