スーパービュー踊り子・グリーン車 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 スーパービュー踊り子に乗車した。ここ去年・今年と、4回連続普通車に乗車して、このブログにその時の様子を書いた。

 今回は、グリーン車に乗って、グリーン車ならではの、内容を追加することにした。

 

 4月上旬に、熱海から「スーパービュー踊り子10号」に乗車。私が乗った2号車は、1階が個室。二階は、私を含めて5人だけと、結構空いていた。

 車両は、3列シートで、かなり豪華。ただ、普通車のシートもゆったりしているので、差は極端に大きくはない。

 前の座席との間は非常に広い。これは、バブル期の車両と言うこともあるが、2階建てで網棚がないという事情もある。

 乗るとすぐ、アテンダントさんが、おしぼりと飲み物のサービスに来た。グリーン車に乗ると、飲み物を1杯無料でサービスしてもらえるが、私はホットコーヒーを注文した。グリーン車用の紙コップに入ったコーヒーが来た。ミルクを2個もらって飲んだが、普通車で300円出して購入した時よりおいしく感じた。


 コーヒーが来るまで、メニューを見せてもらった。グリーン車は、ワゴンが来るのではなく、客室乗務員が注文を聞いて席に届けるので、メニューが用意してある。

 生ビール550円が、他の列車にはない飲み物だ。

 食事類、飲み物の販売もある。

 4月に乗車したので、消費税8%になってからの金額だ。ワインは以前は500円だったが、550円になっている。

 このメニューの多くは、普通車でもグリーン車でも買える品だ。

 コーヒーを飲んでいると、アイスクリームの販売が来た。無料のコーヒーをサービスされたが、まだ車内販売を利用していない。

 そこで「アイスください」と伝えると、「よろしければグリーン車限定の、ブルーベリーのソースがけアイスもありますが」と案内してくれた。よく見かける固いカップアイスを、皿に載せてブルーベリーをかけたものだ。面白そうなので注文したのが、これ↓。

 こんな「裏メニュー」があるとは思わなかった。やや高く360円だが、高級感があって、とても美味しい。

 

 ブルーベリーアイスは、なにせ固すぎる。そこで、柔らかくなるまで、1号車1階サロンにビールを飲みに行くことにした。グリーン車の乗客限定の1階サロンは、90年代は結構繁盛していたが、近頃は閑散としている。この日も利用客ゼロだった。

 さきほどホットコーヒーを持ってきてくれた客室乗務員さんが、案内してくれた。笑顔で、実に親切で、鉄道マニア風と感じたようで、「よろしければこのサロンで記念写真をお撮りしましょうか?」と、JR九州の観光列車のような声掛けをしてくれた。関東地方でこのセリフを聞くとは思わなかった。写真は辞退したがうれしかった。


 生ビールと蒲鉾を注文。生ビールはビニールのカップに入ったのと同じ550円だから、こちらの方が圧倒的に感じが良い。蒲鉾は、普通列車グリーン車でも売っている2個入り350円の蒲鉾だ。ちと高いが、うまい蒲鉾だ。

 今回もセコいことをした。熱海から乗った時の特急料金とグリーン料金の合計は、100km以内の武蔵小杉までは2210円、新宿までだと3890円になる。この差が激しすぎるので、武蔵小杉で降りた。

 こんなことするから「鉄道マニアは、いかに安い出費でたくさん乗るかを考えるから、鉄道会社から見ると、良い客ではない」と思われるのだ。

 

「スーパービュー踊り子」の以前の書き込みは、こちら↓をご覧ください。

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11766766961.html