ばんえつ物語 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

青春18切符が一回分余っている。そして、珍しく土曜日に休みが取れた。
どうしようか悩んだ結果、SLの「ばんえつ物語」を乗りに行くことにした。



 普通列車グリーン車に乗って、車内販売を利用しながら東北本線を北上して宇都宮へ。
 宇都宮までは15両だが、ここから黒磯までは本数が減ったうえに4両になる。黒磯から郡山は更に短く2両編成で、立ち客が多数いた。青春18きっぷで長距離を乗る乗客が多いようだ。運よく階段の位置がドンピシャで、私はすべて座ることができた。
 郡山から磐越西線に入ると、空から白いものが舞い降りてきた。桜の花びらかと思ったが、どんどん白いものの数が増えてきた。もしかして、、、よく見ると雪だった。風も強く、雪が横から吹き付けている。いくら会津でも、この時期には珍しいそうだ。

 乗った普通列車が会津若松に到着した。すると、駅では観光キャンペーンの関係者が大勢いて、盛り上がっていた。ゆるキャラもいて、あいづライナー発車時には、太鼓を響かせていた。駅前広場には、会津各地の名産品を売るテントが多数広がっていた。

 いよいよSLがホームに到着。写真を撮ろうとする人が多い。

 発車5分ほど前に、車内に入れた。まず混雑しそうな展望車に行く。長時間の占有を防ぐためか、座れるソファーは3人分のが4つだけ。


 郵便が出せるポストがある(どちらか先かは知らないが、会津鉄道のお座トロ展望列車と同じだ)
 私の席は5号車で、運よく車内販売をしている売店のすぐ近くだ。ワゴンは回って来ないから、売店に出向かなくてはならない。


 発車直後はかなり混雑していたが、喜多方を過ぎたころ、ようやく空いてきた。そこで売店の写真を撮って、買い物をすることにした。

 きらきらうえつでも飲んだ地ビール300円と、弁当を買った。弁当はSL弁当1250円だ。うまそうだったが、少し子どもっぽい。容器は峠の釜飯のような陶器だ。同じボックス席に座った鉄道マニアの方が買ったのて、私も抵抗なく買うことにした。

 容器は↑、中身は↓のような弁当だ。中身は美味しいものの、量が少ないから、1250円は、ちと高い。

 売店では、いろいろな弁当が売られていた。 


 飲み物も、弁当も品数が豊富で、ワゴンには乗せきれない。

 SLグッズも沢山ある。

 今日のこの列車では、多くの「おもてなし」があった。

 出発した会津若松駅のホームでは、リンゴジュースと、日本酒を振る舞っていた。発車する時は、地元の方々が太鼓の演奏で盛り上げてくれた。

 途中駅のホームでは、温泉まんじゅうの無料配布があった。

 そして車両毎に、グッズが当たる王様ジャンケンが行われた。JR九州の海幸山幸では私は勝ち抜いて景品をゲットした。今回も二回勝ったが、そのあとの残った3人で直接対戦で負けてしまった。
 この種の「おもてなし」は、元祖はどこかよく分からないが、各地で行われている。できることはないか、研究熱心で情報が伝わっていて勉強しているのだろう。

 

 帰りは新津から、青春18きっぷで帰った。ただし全区間普通列車だと都内に戻れないので、越後湯沢~高崎間は新幹線でワープしたが。

 別に特に意図したわけではないが、この1か月でSLは、大井川鉄道、やまぐち、人吉、ばんえつ物語と4つも乗車したことになる。