川端達夫文科相は16日の閣議後会見で、公立学校の耐震化や老朽化対策について自治体に費用を交付する意向を示した。今年の夏ごろまでに具体的な結論を出す方針だ。

 今年度予算の予備費の活用を視野に入れ、年度内の交付を目指すという。

 公立学校の耐震化対策の予算をめぐっては、国会審議で「政府は高校無償化に約4千億円が必要となるため、耐震化予算を削った」などの批判が出ていた。また、衆院文部科学委員会も今月14日、政府の取り組みが不十分として、耐震化対策に対する予算確保などを求める決議を採択していた。

【関連記事】
鳩山首相、学校耐震化へ予備費活用を指示
学校耐震化の予算確保を 衆院文科委が決議
理念なき改革…高校無償化、見切り発車 あおりを受けた校舎老朽化対策 
学校耐震化で景気対策枠2兆円の活用も 菅財務相が示唆
「仕分け人のやることではない」 川端文科相、枝野発言に苦言
外国人地方参政権問題に一石

参院選マニフェストで議論を開始―民主党第一分科会(医療介護CBニュース)
<訃報>野崎嶽南さん84歳=毎日書道展名誉会員(毎日新聞)
小沢氏と碁の対局約束=自民控室では言葉なく-与謝野氏(時事通信)
駅ビル2人殺傷に懲役30年…控訴審判決(読売新聞)
鳩山政権「命続くかどうか」=普天間、県外移設を疑問視-渡部氏(時事通信)