ダボスに行って来ました | スイス・スイングキッズ

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地球50万キロの旅
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先週末ダボスに演奏に行って来ました。

 

夏のジャズフェスティバル以来です。

今はスキー客でにぎわっています。

 

ある大きなホテルが土曜日の夜の教会でのコンサートを

企画しました。響きも丁度良く演奏するのがとても気持ち良かったです。

ダボスは夏のフェスティバルにもう10年出演しているので

たくさんの長年のファンが来てくれました。

 

夕方5時に始めて6時半まで休憩なしでやりました。

もっと長くやりたかったのですがホテルでの夕食が

7時半ということなので打ち切らねばなりませんでした。

 

その夜は食事の後素晴らしいホテルでくつろいで

泊まりました。

 

日曜日はホテル内で又1時間半のコンサートをやりました。

本来は教会のコンサートだけを予定していたのですが

「朝ごはんの後コンサートをやってあげるよ」と僕が提案したのです。

その日はもう家に帰るだけの日だったので演奏しないのは

勿体無い感じがしたんです。みんな演奏するのが大好きですから。

 

できる限りみんなが知っているような曲を選んで楽しくやりました。

 

3月はこれから4回演奏があります。

あるジャズフェスティバルが30周年記念でスイングキッズがメインバンドとして

雇われました。昨年このフェスティバルから「青年ジャズ賞」を頂いたばかりなのです。

スイングキッズがお客さんに凄く受けるので、今年も、ということになりました。

それもフェスティバルの目玉バンドですからね。光栄です。

 

バンドは小さい子たちがどんどん上手くなっているのでレベルが

どんどん上がっています。

でもバリトンサックスのパトリースが今年の夏まで、トランペットのメリーナと

アルトサックスのアドリアーナが来年まで、と強力な駒が抜けるので

残りの若い連中で頑張っていかねばなりません。

でも誰かいい子が抜けるというのは次の小さい子たちにとっては

進歩するチャンスでもあります。

 

4年くらい前に一度にたくさん辞めて大変な時期もありましたが

何とか踏ん張って今ではそれ以上のレベルになりました。

落ち込んでもいつも希望を捨てないことが大事ですし

とにかく何でもネガティブに考えないことですね。

 

スイングキッズの場合は誰かが去る、ということは誰かが入って来れる

席が空くということですから。

最初は育てるのに根気が要りますが、その成長を見るのも楽しみです。