正式なアーティスト表記は「スタンリー・クラーク・バンド・フィーチャリング・上原ひろみ」となります。発売は当初より遅れ，6月9日予定です（ヘッズアップ/ユニバーサル ミュージック）。
エレクトリック・サウンドを核とした作品ですが，上原さんはアコースティック・ピアノで6曲に参加。うち2曲は彼女のオリジナルです。キーボード奏者（ルシアン）は別途参加しています
では，以下の参加曲を御覧下さい。
1）上原さん作
＜ラビリンス＞
＜サムホエア＞。ソロ作『プレイス・トゥ・ビー』に収録された曲で，ここではクラークとのデュエットが堪能出来ます
2）スタンリー・クラーク作
＜ソニー・ロリンズ＞
＜ラリー・ハズ・トラベルド・マイルス・アンド・ウェイテッド・ア・ライフタイム・フォー・ザ・リターン・オブ・ビシューズ・リポート＞。ラリー・コリエル（ギター），マイルス・デイビス（トランペット），ライフタイム（トニー・ウイリアムスのフュージョン・バンド），ウエザー・リポート（ジョー・ザビヌル＆ウエイン・ショーターで御存知の名バンド）がうまくつながれた，洒落っ気のあるタイトル
＜ハウ・イズ・ザ・ウェザー＞。リターン・トゥ・フォーエバー（RTF）時代の作品。
3）チック・コリア作
＜ノー・ミステリー＞。RTF時代の名作。
RTF時代の曲も，（当時のようにリーダーのチック・コリアに気兼ねしなくても良いのか）スタンリーのイマジネーションが全篇にみなぎる出来上がり。
残りの曲は上原さんが参加していないので割愛させて頂きます←偏向した報道ではありませんかぁ
←私は断乎「上原ひろみ」党なのです
←今年の参院選でるかも
←これだけウソ
プロデューサーはレニー・ホワイト。これは推測ですが，腰痛が治らなかったので今回はドラムを叩かなかったのでしょうか？ 謎ですね
ツアーも4月30日を皮切りにスタート。我々がインタビューした翌日には，何とスタンリー・クラーク家でリハーサルだそうです。翌日に西海岸！ ハードなスケジュールですね，ごくろうさま。
ところで，本誌のインタビュー記事でライターの佐藤英輔さんが触れられなかったコメントをひとつだけご紹介。
「昨年スタンリーの家でリハーサルをしていた時，ピーナッツを食べていたら，あー，いま，あのスタンリー・クラークと演奏しているんだ」という実感が沸き上がってきたそう。上原さんの人柄をしのばせる話に思わずホロリ。今回もピーナッツ食べて下さいね。
アーティストとして，このうえない貴重な体験をしたという上原さん。今回のツアーでは，今のところ公演地に日本は入っていませんが，ぜひ実現して欲しいものです。ファンの熱い要望が届きますように・・・
では，ここから本誌用にフォト・セッションを行った際の使用しなかったカットと，その撮影風景をお届けします。
①まず，フォトグラファーの矢部志保さんが脚立に上り，高い位置から撮影。
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②いい視点ですね。
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③一段降りて視点を変える。ちなみに右端のイケメン氏は上原さんのデビューからヘアメイクを担当している方です。
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④素晴らしい笑顔。
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⑤で，ここでなぜかぶっと吹き出す上原さん。理由は撮影を撮影している行動が面白過ぎだからそうです
それと，筆者がお笑いキャラなせいも多分にあります
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⑥その数秒後のカット。完全に吹き出しちゃってますよね。ゴメンなさい。すべてわたしが悪いんです
（反省および謹慎中の編集長・みもり）
