「スキンヘッド」 と聞いて思い浮かぶのは一体誰の顔だろう?
古くは一休さん(というか坊主全般)。
松山チィ様。
井出らっきょ。
サンプラザ中野。
クロちゃん(安田)。
先日ブログにも書いたシンニード・オコナー。
武藤敬司。
ビリー・コーガン。
などなど。意外と多い人類の一大派閥なのだ。
ここで余談。
「スキンヘッド」というのは、いわゆる日本語英語である。
私は坊主頭です = "I am bald."、"I am baldheaded."(髪のない人) あたりになる。
"I am a skinhead." と、くれぐれも意気まいて使わないように・・・
(「私は、反社会的集団の構成員です」と自己申告してしまうことになる)
そもそも坊主頭というのは ’俗世界を捨てた’ ということでもある。
上記はメジャーどころの「スキンさん」。
私がこれから推奨するのは、最強にしてちょっとマイナーどころのスキンさんなのだ。
名前は ’ SKIN ’
直球投げすぎなところがかえって潔い。
SKINはアメリカ人女性である。
2001年に解散してしまったが、SKUNK ANANSIE(スカンク・アナンシー)というバンドの
ボーカルだった。
ハードコア?オルタナ?ミクスチャー?メロコア? なんだなんだ?
・・・つまりロック。
とにかく楽曲のふり幅が広かった。
息がつまりますよぉ!というような激しくメロディックな曲もあれば、キャッチーな楽曲もあるし
バラードを歌わせたらR&Bシンガーばりのムードとファルセットを使ったりもする。
当時のPVも良く出来ていた。
見た目はこの通り。
決してボブ・サップではありません。
しかし、実際モデルをしていたこともあるほどの抜群のプロポーションなのだ。
スキンヘッドでミニスカート&パンプスの似合う日本人、居たら見てみたい。
とにかく、気合の入ったお姉さんなのだ。
2000年に入る前のFUJI ROCK FESTIVALに招待されているし、日本人ウケするのでは?
と思っていた矢先に解散。よって、ロック&コア方面に通じていないとご存知ではないかと
思われる。
SKUNK ANANSIE 「 POST ORGASMIC CHILL 」
(廃盤の可能性あり。興味のある方はamazonあたりで探してみてください)
私は、このアルバムが大好きで毎日のように聴いていた。
そして、大レコメンドのあまり当時好きだった男子に貸した。
そしたら、あっけなく紛失されてしまった。
その代償、軽い謝罪とCD代1万円。(1万円という額にも怒りを覚える)
「これでまた買えばいいじゃん」
その誠意なき態度、なんて男だと思ったものだ。
CD紛失とともにその若かりし恋愛も消えてしまった。
そんな銭金に頼ることなく私は新しいCDを手に入れた。どうしても手元に置いておきたか
った。
ほろ苦いなぁ・・・。
私は、スキンヘッドのSKINによって「恋愛たるや」をひとつ学習させてもらった。
それは少しだけ目が覚めた瞬間でもある。