新・防災訓練の話です。
葛飾区、亀有・堀切、足立区、東和・舎人・中川・綾瀬・北千住でベビーマッサージ・ベビーエクササイズ・スクラップブッキング教室SWEETを主宰して8年目の平野です。
ちょっと前に、学校のブロック研究会なるものに参加しました。
テーマは防災。
素晴らしいと思う内容だったのでシェアさせてください。
3.11以降余震が続いていた頃のある土曜日。
葛飾の日で小学校の授業参観の後に体育館で先生のお話を保護者の皆さんがパイプ椅子に座って聞いていました。
そんな時に、携帯から緊急地震速報のピロンピロンって音が鳴りました。それとともに確か震度3~4の大きく感じた地震が。
私は・・・。
主人と次男と座ったままざわめく体育館で何もできず、地震が収まるのを待っていただけです・・・
さてここでいきなりですが、質問です。
皆さんどうされますか?
そんな事を考えながら読んでもらえたら嬉しいです。
話は元に戻って、
ブロック研修会では、板橋区の小学校の校長先生で、防災や地震の専門家でメディアに度々出られてる先生がお話をしてくださいました。
先生の学校では、『落ちない・倒れない』が防災の合言葉だそうです。
避難訓練を学校でする際に、
『ピンポンパンポン。これから避難訓練をします。
今から地震が来ます。机の下に隠れてください』
なんて言葉を耳にしたことが有りませんか?
私は子供の頃からずっとそう教育されていました。
多分そんな方多いいと思います。
でも、100%机のある場所に居て地震って起きるでしょうか?
そんなことないです。
学校を例にしても、体育館だったら?音楽室だったら?校庭だったら?廊下だったら?
直ぐに机の下に頭を入れられないですよね。
先生の学校の合言葉『落ちない場所・倒れない場所』は生徒たちが自分の頭で考えて避難するんです。
メディアで取り上げられていた映像の紹介の1つに、3.11の日の生徒たちの様子が流れました。
6年生は体育館でパイプ椅子が並ぶ中、卒業式の練習をしていたそう。
その様子をたまたまビデオで撮っていたら、あの震災。
生徒たちは、あの揺れの中でとっさに自分たちの頭で考えて、安全な場所であるパイプ椅子の下に頭を入れて身を守っていました。
ビデオで先生方がおっしゃっていたのは『静かにしろ!慌てるな!!大丈夫だ落ち着くんだ。』
だけ。
余震でさえ、呆然とざわついて何もできなかった私達とは大違い・・・(反省)
その他にも、普段の防災訓練の様子が流れました。
年に5回行われる防災訓練では、予告する時もあれば、抜き打ちで防災訓練が行われることも有るそうで、その際は、
緊急地震速報のピロンピロンを流すそう。
すると、子供達は教室に居る子は当然、机の下に身をかくし
廊下に居た子は、しゃがんで頭を手で覆う子も居れば、柱の梁に身体をつけて身を守る子も居たり、
音楽室で、鉄筋の下に身を隠す子も居ました。
自分で考えて、“倒れない”・“落ちない”場所で身を守る習慣って素晴らしいと感じさせられました。
我が家でも、合言葉にして、自分で自分の身を守る習慣をつけさせたい。
そんな風に思い、時々、
『倒れない』『落ちない』を口にしています。
それと同時に、どの部屋で地震になっても対応できるように、1部屋ずつどこが安全なのか、子供達と一緒に考えてみました。
4年以内に大地震が起きる可能性は70%でしたっけ??
1度子供と一緒に考えてみるのもいいのかもしれませんね。