真冬の山形での滞在先は
開湯1300年という歴史深い温泉街の中。
湯どの庵
日本秘湯を守る会の会員というこちらの宿。
その会の意味をよく知らなかったのでちょっと調べたら
「地球の恵みであり、限りある地下資源である温泉に
感謝することを忘れることなく・・・」
いいお湯を守り続けてらっしゃるお宿さんが会員らしいです。
大正ロマン感じる数寄屋建築でレトロな雰囲気。
天井は高く、廊下は広く、そしてモダン。
古びていなくてきれいにお手入れされています。
ラウンジの他にもいたるところにイスがあり
そこでくつろぐことができます。
「なんにもしない」を楽しめる感じです。
客室のある建物ではちょっと事務的な作りが見受けられますが
客室はあたたかみがありますね。
木のぬくもりが感じられる床暖房。
小上がりの上に低めのベッドがある和モダンな雰囲気。
今回の旅はモーリーの出張に私が
くっついていったのです
山形県って行った事がなかったし
行ってみたいところがあったので
モーリーに時間があればいっしょに行きたいなぁ~~と思って
こちらの宿を選んだのは和モダンな雰囲気にひかれたのと
食事の回数を選べたことからでした。
“時間があれば行きたいなぁ~”と思っていたのはレストランなので
宿のお食事は抜きたかったのです。
そのレストランから近いことも条件のひとつ。
でもビジネスホテルでは味気ないので
食事をチョイスできて、好みかなと思ったのがこの宿でした。
チェックインは14時、チェックアウトが11時。
あいにくのお天気なので観光らしきことはしないで
チェックイン。
寒い日でしたのですぐに温泉へ
客室に内風呂がありませんが
24時間入浴できる大浴場がふたつあります。
20時に男女入れ替えする石風呂と檜風呂。
日中の女性用は石風呂でした。
天井高く、寝湯や露天風呂があり
すこし入ればからだが芯からあたたまるいいお湯でした~
私たちはいただきませんでしたが宿のお夕飯は
かなり評判良さそうですよ。
お部屋食ではなく、夕飯用のダイニングルームと
朝食用のダイニングルームでいただきます。
地酒もたくさんあって魅力的です。
こちらの宿も最近よくあるスタッフが客室へこないタイプ。
ですが私たちが知りたい事や手配などは
きちんとこなされているので
のんびり心休まるいい滞在ができました。
この宿だけではなく、レストランやタクシーなどなど
どこへ行っても良い方ばかりに出会えたいい旅でした。
あ。モーリーはお仕事でしたね
湯田川温泉 湯どの庵
山形県鶴岡市湯田川乙38
0235-35-2200