今週のヘッダー写真は、パリの郊外、南西約60kmに位置する世界文化遺産の
フォンテーヌブロー城(宮殿)、Château (Palais) de Fontainebleau です。
パリから電車で行くならGare de Lyonから40分程で最寄駅のFontainebleau-Avonに到着。
そこからはバスで10分くらいかな?
Cour des Adieuxの門から入りますと、
目の前にはあの有名な馬蹄型階段! →
流刑の為ナポレオンがエルバ島へと出発した場所です。
階段は古いまま残っていました。
建物の方は何度も修復されているので、
余計に階段が古く見えます。
12世紀、ルイ6世の時代から19世紀はナポレオン3世の時代までの
700年の長きにわたって34人の支配者に愛されてきたフォンテーヌブロー城。
16世紀にフランソワ1世がイタリアから建築家を招いて
壮麗な宮殿に建て替え、
その後の歴代所有者が少しずつ手を加えてきた内装は
見ごたえあります。
豪華ですがヴェルサイユのようなゴテゴテした感じでは
ありません。(個人的感想)
Galerie de François 1erを始め、あらゆる所にフランソワ1世の【F】マークが入っているところは
「わかったよ!」って感じですが、他にもアンリ2世のイニシャル【H】、ナポレオンの【N】など
隣接したお風呂。(意外ときれい好きだったらしい!)
あと、カーテンやタッセル、ソファーなどに使われている
生地がめっちゃステキでした☆
庭園も素晴らしく、ちょっと奥まで歩いていくと まったく
人がいないので、のんびりとピクニックできちゃいます。
ちなみに、この写真は8月の観光シーズンに撮ったものです。
観光客はベルサイユやシャンティイ等と比べて圧倒的に少ないので、
ゆ~っくりと気持ちよく見て回れますよ♪
Palais et parc de Fontainebleau, France
4, rue Royale - 77300 Fontainebleau
✆ 01 60 74 99 99