ももクロ 女祭り | HBKの永遠に杏果推し(仮)2

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いよいよ明日に迫った、女祭り2012

そこで今日は、ももクロ史上最も異色のライブとなった

女祭り2011を、もう一度観なおしてみました。

何が異色かというと、ご存じの方も多いでしょうが

有安杏果の体調不良が、壮絶なドキュメンタリーを生み出した

ライブとなるのです!

今まで、『ももクリ2010』や『早見あかりファイナル』で

メンバー達が号泣する姿に思わず涙してしまう事は度々ありましたが

このライブではメンバーの涙につられて涙する訳ではない。


高校野球やオリンピックを見るような感動を覚えるライブ

涙腺の弱い私は何度観ても涙無しで観る事は出来ません。


このライブについては、ほとんどメンバーの後日談などを聞いた事は

ありませんので、私の推測の範囲で書かせていただきますので

ご了承ください。








このライブ前は、ももクロの中で風邪が流行っていたようで

特に、佐々木彩夏は数日前のイベントを欠席し当日の

コンディションが心配されていました。

何度も観ていると、序盤の段階から有安杏果の動きが

普段のキレキレのダンスではなく動きが鈍い事が分かるが

初見では皆、普段と特に変わらず元気なパフォーマンスのように

みえました。


この日は、「ももクロガールズコレクション」と題して

ももクロメンバーがモデルとなってランウェイ(短めな)を

歩くコーナーが行われました。

そのトップバッターで出てきた有安杏果が、その場で自己紹介

を行うのですが最後に喉を詰まらせます。

この時点で喋る事も辛い事が窺い知れます。

MCもメンバーで受け渡しなのですが、杏果のコンディションを

気づかって高城れにが、さりげなく代役を務めていました。



そして、今度はソロのコーナーに1番手として出てきた

有安杏果の姿に会場全体が、その異変を目の当たりに

する事になります。





ライブ全体は決して盛り上がりに欠けるものではなく

女性の黄色い声援が何とも新鮮で、ももクロメンバーも随所に

いつもとは違う雰囲気を楽しんでるようでした。


杏果推しの方は、もちろん気が気ではなかったでしょうが

あえて誰も、その事には触れない触れられない!今は見守るしか

ない!という状況の中ライブは後半を迎える。


ここで、ももクロお得意のキラーチューンで畳み込みます。

『全力少女』『Believe』『Z伝説』『Chai Maxx』『怪盗少女』

この日1番の盛り上がりどころである事は容易に想像出来る。


しかし、2曲目の『Believe』で恐れていた事が起こってしまう!

この曲は、杏果のパートが特にキーが高く、おまけに高速ラップに

声がついて来てくれない!

おまけに足元も、おぼつかなくなってしまう。

3曲目『Z伝説』では完全に曲の流れを止めてしまい

更に、片足を上げて玉井詩織が杏果の上げた足を持つ振りつけの

シーンではバランスを崩して倒れかける。

表情は悔しさが滲み出て泣き顔で歯を食いしばってる様に見える。

もう見ているのが辛くなる状況だ。

そして、ももクロの曲でも1番の運動量を要求される『Chai Maxx』

が始まった!満身創痍の杏果には残酷すぎる!

が、しかし信じられない事に杏果がここで息を吹き返す!!

これは推測でしかないが、ダンスは激しいが歌のキー自体それほど

高くないこの曲なら「なんとかなる!」という思いか?『Chai Maxx』

に賭ける並々ならぬ思いか?とにかく気力と根性を振りしぼり

誰よりも足を高く上げる!その姿は鬼気迫る形相だ。


そして、ももクロの代表曲とも言える『怪盗少女』が始まる

会場は熱気の中にも、どこか重苦しい空気が漂っているように

思える。

そして、誰よりもこの重苦しい空気と杏果の体調を察していた

リーダー百田夏菜子はアクロバットシーンでメンバーをも慌て

させる行動を起こす!

まさに野生児が本能で動いたような,まるでONE PIECEの

ルフィのようなリーダーが一瞬で会場の雰囲気を一変させてしまった!







杏果の表情にも、いつもの笑顔が戻りライブはクライマックスに

『スターダストセレナーデ』『オレンジノート』『ツヨクツヨク』

を熱唱し3時間半を超えるライブはフィナーレへ

終わってみれば、いつものように楽しい、ももクロのライブにして

しまう底力を見せて貰ったようなライブだった。


しかし、アンコールに又ドラマが待っていた!!!

客席からの「ももか頑張れ!」の言葉が会場に居た全てのファン

の声を代弁していた。


溢れ出す涙を堪える有安杏果






『走れ!』のラップ杏果パートをフォローする

玉井詩織佐々木彩夏

『コノウタ』杏果ソロパートを迷いなくフォローに入った

百田夏菜子

それを機に全員がユニゾンで杏果パートを歌う。

印象的なのは、2番歌いだしの杏果ソロパート

「分かれ道で行き先悩んだ時自分の限界に立ち止まってしまったとき」

この時の杏果の表情!他の4人もフォローしているが、ハッキリと

杏果の声が聞いて取れる!小さな体から、とてつもないオーラを

発している!正に【小さな巨人】といえる姿だ!

大サビ前では杏果の肩に手を回し満面の笑顔で勇気づけてるように見える

高城れに


そして、夏菜子ソロパートでは労いのケチャを贈る

しおりん、あーりん、れにちゃん

それに、思わず「ありがと~!」と返してしまうリーダー


「全てが無駄じゃなく力になるって事をみんなで証明しようぜ」

1つのライブの中で、壁を乗り越えて証明してみせた。

ももクロのライブはドキュメンタリーだ!


エースが三振を奪えなくてもバックが守ってくれる

エースが打ち込まれても味方が取り返してくれる

初めから用意された壁も、突如振りかかった大きな困難も

全て乗り越えてしまう

ももクロのライブは青春ドキュメンタリーだ!



当然、女祭り2012には行く事はできないが、素晴らしいライブになる様

応援してます!

世界のももクロNo.1 クローバー