本日は アリスが 外ご飯 & 私も予定がない日だった為、 
家の たくさんの事が 出来た。


アリスと私は 可能な限り、時間を 共有しようとする傾向にある。

土日は 大抵、共に行動して過ごすし 平日の夜も どちらかに食事の予定などが入ると なるべく 同じ日に用事を入れるよう 調整する。


これは、ひとえに 一緒に居て 楽しいから。


しかし、たまには 今日のように 1日 どこへも行かず ゆっくり 自分の事が 出来る日が あるのもいいなー、と思った。


自分の事 と言っても、 休日のうちにたまった 洗濯とか、掃除とか、片付けとかが 主なのだが、大抵 散らかすのは 私なので、 自分の事といえば そうなるな。
休日は 私も 家事一切を ”お休み” するため、そもそも週明けは 色々とたまってしまう 



アリスが 外ご飯の日は 私も夕食の準備をする必要がなく、
これがまた 結構 時間を稼げるのだ。
ちょっと”まとも”にやると、夕食の準備に 軽く3時間はかかってしまう


そして、大抵は アリスの帰宅を待つので 通常よりも 就寝が遅くなる。
これで、さらに 1~2時間は稼げる。 その分 睡眠が少なくなり 翌日はちょっちゅ眠い


これで、外出しなければ 朝、アリスを送り出してから 深夜アリスを迎えるまで、まるまる家の事に 没頭できるのだ。
まとめておきたい 書類の整理とか、これがまた やっかい




そもそも、一人でいることは 結構好きだった。

一人で買い物や 一人ご飯はもとより、 一人で観光にも行っていた。
だからといって、一匹狼って訳では ないですが。 
友人らとも 旅行もご飯も買い物もしていた。 
ようは、おといれに 一人でいける者同士の 付き合いって感じだ



その頃は、二十歳前後の頃 誰かとお付き合いしても、いつ 何が起こっても、 
常に 一人で立っていられる事を 念頭においていた。 

寄りかかりすぎないよう 注意深く、相手との距離を はかっていた。




私の父と母は、 決して仲の良い 夫婦ではなかった。

仲は 良かったのかもしれないが、喧嘩が 絶えなかったので 子供の目から見たら 仲が悪いように 映っていた。
父はすでに 他界しております


父は、今でいう 簡単に ”キレる” 人で、彼のどなり声は しょっちゅう 
聞かされていた。
彼と、”普通の親子”の会話は した記憶がない。 
今の自分なら 別の対応が出来る かもしれない と思う事はある。 
そして、彼がアリスと どう向き合うのか、アリスが 彼にどんな対応をするのか 見ものでもあるのですが、残念ながらアリスと出会う前に この世を去りました 




他の兄弟も よく 理不尽な理由で 怒鳴られていた。
自ら興奮して怒りを増長させるタイプ。子供らには 恐怖そのもの。 
皆、彼を避けていた、というか 逃げていた。



おかげで、社会に出て 怒鳴られる事があっても 全然へっちゃらだった。
↑新入社員の頃は こーいう洗礼をうけるモノ。上司も女性達相手に手加減はなく、
他の同期の女子達は、すぐ泣いていた。 これしきの事で!? と逆に驚いた位。
その後 色んなお客様と接していくうちに、訳もなく怒りだすような方も 世の中には 普通にいらっしゃることに気付いた。我が家が 特別だと思っていたが、別にそうでもないのかな、とも思うようになっていった。





ティーンエイジャーの頃は、何度 「離婚してくれ」 と 母に懇願したことか。

しかし、彼女は 決して離婚はしなかった。

世間体を気にしてのことだと、ずっと そう思って過ごしてきた。



しかし・・・

父が 突然他界した時、 私は 母の意外な一面を 目撃してしまった。




人目のつかないところで 声をころして ”号泣していた” のだ。


実際、声 は出ていた。


しかし、それは 泣き声ではなく、”嗚咽”  だった。

とてもとても 激しく 悲しい 嗚咽だった。



とてもではないが 彼女に 声などかけられようもなく、
私は黙って ”見なかったこと” にした。



その時、私は 自分が大きな 勘違いをしていたことに 初めて気づいた。


私も 多分他の兄弟も 母は 父の事を もはや 好いてはいないと思っていた。
子供たちのため だけに、我々を片親にさせまい という想いだけで 離婚を思いとどまっていたのだと思い込んでいた



しかし・・・実際の所


母は 父を 愛していたのだ


子供達には わからない 深い絆が 彼らには あったのだ。


父も 母の事は 愛していたに違いない。
でなければ、母は とっくのとうに 父から 離れていたであろう



そう 思い知らされた 瞬間であった。



話がそれたが、そんなこんなで 父の存命中、 私は 一刻も早く 自立して 家を出たかった。

そして、結婚したとしても しがらみ に囚われず、 いつ何時も 一人で生きていけるよう 経済的にも 精神的にも 強くありたいと思っていた。


なので、常に 相手との距離をはかって お付き合いをしていた。

彼氏に限らず、人様に ”甘える” という事にも 抵抗を感じていた。


父が他界してしまってからは、学生生活も満喫し、 ある意味 思い通りに 生きてこれた。


なので、アリスと出会った頃には すっかり 肩の力もぬけてはいたのだが、 アリスと結婚してからは さらに すっかり アリスに甘やかされ そんな自分の事も てんで忘れ 日々を過ごしてきていた。


今となっては そんな自分もいたなぁ と はるか昔の話に なっているが、
私が 仲良し夫婦に 異常な憧れを持つのは 反面教師的なものなのかもしれない。
老夫婦となっても 手をつないで歩きたい


アリスはアリスで 色々とご家庭の事情がある人だったので、
そう考えると 我々は お互いに求めて得られなかったものを補い合って 今の我々の形を 築いてきたのかもしれないな、と思ったりなんかして。
それが、レスの原因 の一つ でもあるかもしれないのだが



アリスがいないのは つまらないけれど、なんだか 色々な事が はかどって、達成感のある 1日だった。 たまには こういう時間も 有り難いものだ。


と、いう事を 書きたかっただけなのだが、ちょっとおしゃべりが過ぎた感あり。

今や、すっかり 人様に ”甘える” 喜びを覚え 日々過ごしております。


ハハはハハで、働いていて料理も家事もしない人だった為、ほとんど自給自足の子ども時代。とはいえ、いまやもうおばあちゃん。1日も早く 孫の顔を見せてあげたいものです。 
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