プ ロ ロ ー グ
目の前には壊れたかの様に泣きじゃくる君。
そして必死に顔を横に振るんだ。
もう、無理だと。
君の口から出てくる言葉。
君が罪悪感に埋もれる必要はないのに。
悪いのは俺。
分かってるんだ。
だから。
だから。
そんな言葉はやめてくれ。
聞きたくない。
知ってるか?
俺・・・夜が恐いんだぜ?
寂しいんだぜ?
星空が見えないんだ。
あんなに綺麗だと思えていた星空が。
ただの暗闇なんだ。
わらっちまーだろ?
なぁ。
もう一度だけでいいから。
もう一度だけ・・・・。