作家さん・有識者の方々が記されてるブログ記事のなかから…

        ↓

『語られる言葉の河へ』  より抜粋

        ↓

『豊かなニッポンに支援は不要?という世界の声』

 「ニューズウィーク」誌に、日本人なら気になる記事が載っている。
 いわく、裕福な先進国ニッポンに義援金など必要ない・・・・。
 「ロイター通信は『日本に寄付するな』と題したコラムをサイトに掲載し、『カネが必要なら国内で集めればいい』と言い放った」。

 フランスやイギリス政府は、救助隊派遣や物資援助は行うものの、義援金拠出は見送った。
 ハイチ大地震ではすぐさま支援に立ち上がったアンジェリーナ・ジョリーやジョージ・クルーニーたち欧米の大物セレブは、今回はちっとも動いていない。


 日本ユニセフ協会も、当初は寄付金が余った場合は他国での援助に回す可能性がある、としていた。後に撤回し、すべて東日本震災の被災者支援に使う、と表明したが、そもそも義援金・寄付金が余るというような事態がありえるのか。 

続きは→『語られる言葉の河へ』




実は、私自身もずーっと違和感を覚えていたこと。。。

映画情報番組や映画情報誌のコラムを担当し、映画に関わること15年。

これまで数え切れないほどのハリウッドスターの来日記者会見、

インタビューに臨んできました。

その都度、彼らは『日本が大好きなんだ。日本人は本当に大切な友達だよ』とか

『日本には何度でも来たいわ。この国の人たちが大好きなのよ』とか

それはそれは素敵な笑顔と言葉で語りかけてくれてました。


なかには、チャリティ精神の高さや途上国救済について力説し

そのボランティアイメージを美しくブランド化しているスターもおり。。。


容姿だけでなく、心根も美しい人たち。

そんな彼らに対し、他の記者の方々同様、私も羨望の眼差しを向けていましたっけ・・・。


でも、なぜだか今、そんな憧れのスターたちに背中を向けられてる気がしてならない。

『途上国を救援する自分はカッコいいけれど、

先進国を支援する自分は特にカッコ良くないわ』って。。。


もちろん、たかるつもりなどありません。

ひょっとしたら、影でさりげなく寄付して下さってるのかもしれない。

すでに報道されている音楽関連のアーティストに交わり、

映画俳優のハリウッドスターらも活動に参加しているのに、

日本に伝わってこないだけかもしれない。


でも、影で・・・だとしたらそんな形ではなく、もっとオープンでいいのではないかなぁ…と。


『日本が大好きなのよ』の気持ちが本物なら。。。

仮に裕福な友達が入院してしまったとしたら、

経済的に支援する必要がない友達だからって、お見舞いしないのでしょうか。。。

いや、そんなはずはない。

お見舞いしたいという気持ちが先に立って、いてもたってもいられなくなって

すぐさま何かしら行動してしまうはず・・・。


この気持ち、こう思ってしまう私って、ちょっとひねくれてるのかなぁ。。。


でも、そんななか、

『途上国だろうが先進国だろうが、辛いめにあって困ってる人たちがいるの。

しかも、いつも私たちを応援してくれてる友達が、よ。

いてもたってもいられないわ!はい。100万ドル!

寄付したあとの私のイメージ?そんなのどうでもいいわよ。

私は今したいこと、今してあげたいことをするだけよ!』

と、威勢よく寄付してくれたサンドラ・ブロック姉さん


オスカー女優でありながら、シニカルなラズベリー賞の授賞式にも

茶目っ気たっぷりに登場する懐の深いサンドラ・ブロック姉さん


『スピード』への出演以来、ずっとあなたを応援してきて良かったニコニコ

あなたに憧れ、一時期、似合いもしないヘアスタイルを真似したりもした私。


サンドラ姉さん、やっぱり私はあなたのことが大好きです。