次男の真意
僕には3歳になる次男がいます。
言葉を覚えてつたないながらもよくしゃべります。
そして覚えたてで発音がまだ上手く言えないものもあります。
とくに五十音順の「り」がまだはっきり言えません。
その次男につい先日出汁に使った昆布を触らせました。
嫌な顔しました。
次男はヌルっとして「気持ち悪りい!」と思ったようでした。
しかし滑舌がまだはっきりしてません。
昆布を触るたびに嫌な顔をして「気持ち悪りい」と思ってるのにもかかわらずそうは言わず実際はこう言いました。
「気持ちはいい!」と。
「わ」→「は」
「り」→「い」
に変換されてしまいます。
するとこちらのヒヤリングは「気持ちは良い!」と聞こえます。
気持ち悪りい→気持ちは良い
完全に真逆の意味です。
それを聞いて10歳の長男はゲラゲラ笑いました。
次男が「気持ちはいい!」と言うものですからに長男は無理やり昆布を触らせます。
嫌がる次男。
しかしまたも滑舌悪く自分の意思に反して「気持ちは良い!」と言ってしまいます。
またも長男はゲラゲラ笑います。
長男は異常にしつこいのでまたさわらせます。
嫌がる次男。
そして気持ちは良いと言う。
このやりとりは微笑ましくもありどうでもいいと思いボーっと30回ほど見たときでしょうか?
日本はそこそこ平和だと僕は感じました。