ついに、Z会のHPを見た。
高一だと、スタンダード・コースとハイレベルとアドバンストというのがあるのね。
桜子の場合、一応中高一貫校に行っているわけだし、なんたって難関校志望(目標……あるいは、希望……あるいは、夢←これが一番現実的)なのだから、一番ムズカシイ、アドバンストだね。
えええ? うーん。でも、がんばるよ。←桜子
しかし、難し過ぎてできないまま、前みたいに挫折しちゃうのもなんだから、スタンダードもいいかなあ。←さまざまな角度から検討するタイプ←単なる優柔不断←こういうことは、密かに考えて、練りに練った結論を子供に伝えればいいのに、思考過程を披露してしまう。
そうだよねえ。じゃ、やっぱりスタンダードにしよう。←慣れているせいか、意外と素直。
ちょっと待った。ここにレベルを見るテストがある。
あ、やるやるー。そういうの好きー。
とりあえず、英語をプリント・アウトする。
しかし、よく考えてみたら、やるのは数学だ(英語は、アメリカに行っている友達が帰ってきたら、教えてもらうつもり)。
しかし、プリンターから出てきてしまったので、桜子は早速とりかかる。勉強をしたいと言っている子供を止めるのは、大人気ないので、やらせる。
答えをZ会に送信した。
お薦めは、ハイレベルだった。
ああーん、これとか、わからなくて、勘でやったんだけど、ダメだったあ。ママ、わかる?
ぎくっ。
書いてある単語を組み合わせて、文を作る問題。
穴がいっぱいあって、回答としては、たとえば、二番目と六番目を答えるものだから、正解もそこしかわからない。
ちょっと、微妙にわからない。だって、たとえば、この「 the」 使える場所がないじゃない。
あっ、二行目に名詞が一つあった。この文、一行じゃなくて、二行なんだあ。
桜子ちゃん、この最後の単語に気づいていた?
あ゛ーー。
ふふふ。←得意になる菫。
なんてことは、やりたいのは数学なんだから、どうでもいいわけだが、
英語でハイレベルになったので、数学もハイレベルにしようか、ということで、
結局、まず、資料(パンフレット)を取り寄せることにした。←せっかく送られてきたのに、捨てちゃったからなあ。
振り出しにもどる。