歯性上顎洞炎はインプラントでも起こる | 山形歯医者こだわり歯科医が語る本音の歯科講座

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山形市南栄町の鈴木歯科クリニック院長の鈴木喜之です。インプラント、入れ歯、審美歯科、マイクロスコープによる根管治療、歯周病、口臭治療をおこなっています。様々な角度から最先端な歯科治療から一般の歯科治療について幅広くお伝えしていきます。

こんにちは。



鈴木歯科クリニック院長鈴木喜之です。




■寝起きが悪くなりました


朝起きますとなかなか体と
頭がぼーっとしてしまい、体が
始動しません。



夏なんかはすぐに起きますが、

冬になるとめっぽう弱くなります。



寒くなってきたからでしょうか?

睡眠時間が少ないと特にそうです。


寝ることは大切ですね。


私の場合、食欲はばっちしですので

あとは睡眠だけのようです。



笑顔で張り切っていきましょうね。



■本日のテーマ


「歯性上顎洞炎はインプラント
によっても起こる」


蓄膿症という言葉を聞いたことが
あると思います。



おもに耳鼻科領域で使用される
言葉であり、正式名称ではなく
俗称です。



正式名称は上顎洞炎という名前
で、鼻からの原因の時と歯が原因
で起こる時と2通りあります。


鼻が原因の時としてはアレルギーが

あったり、風邪をひいたことがきっか

けで上顎洞と呼ばれる空間が化膿し

てしまう病気です。


歯が原因の時もあります。



よくあるのが歯の根の治療を行ったが
うまく治療されていないとか、虫歯
を放置していたので歯の根の神経が
死んでしまい、腐った状態になって
化膿が続いた場合です。



歯根が上顎洞に近い、もしくは
上顎洞に抜けていますと、歯が
原因でも感染が波及して、顔面が
腫れてしまうのです。



症状の軽いうちは、抗生剤の投与
ですぐに治ってしまうのですが、
炎症が強くなりますと飲み薬
だけでは対応できず、切開したり
抗生剤の点滴が必要になります。



ですから一般の歯科医院から
口腔外科のある総合病院での
診察が必要になることがあります。



上顎のインプラント治療の際に、
10mmの長さを埋め込みたいが、
残っている骨のボリュームが少ないと
上顎洞の空洞の部分を利用して
長さを確保する場合があります。



ソケットリフトとかサイナスリフト
と呼ばれる方法で空洞を押し広げて
自家骨やアパタイトの顆粒などを
詰め込み仮骨化させる方法です。



その際に炎症が起きてしまいますと
インプラントによる上顎洞炎が起こる
ことがあるのです。



可能性があるということですので、
必ず起こることではありませんが
注意と事前に患者様に十分な説明
をおこなう必要があります。



最近では自然孔と呼ばれる部分が
閉鎖を起こしていると起きやすい
のではと言う話も聞きました。




特に過去に上顎洞炎の既往がある

アレルギー性の鼻炎がある

しょっちゅう鼻をかんでいる

鼻中隔湾曲症と言われたことがある



など十分な問診が必要です。


本日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。



追伸1


皆さんからのご質問も多くなってき

ました。必ずお答えしますので

遠慮なくメールしてくださね。



追伸2


もし皆さまの中で「聞いてみたい歯科

のこと」にメールご希望の方はこちら

からお願いします。



1日から2日以内に私が返事します。



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追伸3

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