VOL11 鈴木雅巳会計事務所の経営・税務メルマガ | 名古屋・熱田 鈴木雅巳会計事務所(税理士)

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【今週の目次】
1.時事ネタオピニオン
2.ケースから学ぶ経営
3.会社を良くする経営・会計知識
4.書評コーナー
5.今週の名言
6.編集後記

今週は2.ケースから学ぶ経営のみ全文紹介です。

2.ケースから学ぶ経営
「中途半端な経営戦略が破綻につながる」
今回のケースはI川県で食品スーパーを展開するA社の事例です。

A社は1950年代に創業した老舗スーパー。
創業当時は近くにスーパーがなく消費者から支持されていました。
高品質なものを提供するという戦略で安売り路線とは違うと消費者に好評を得ているお店で、
順調に店舗を増やしていき90年代には10店舗まで増えました。

しかし、2000年代に突入すると、スーパーを取り巻く環境が一気にかわります。
全国展開をする大手食品スーパーが近所に出来てしまいました。
そして、安売り攻勢を仕掛けられました。

安売り攻勢を仕掛けられましたがA社は、価格を変えませんでした。
安売りでは大手に勝てないということで、高品質路線を保とうとしました。
しかし、上手くいきません。
結局、次第に顧客は離れて行きました。
理由は二つあり、
1 消費者の低価格志向が強まったこと
2 高品質路線といっても、価格に見合うものではなかった

結局、品質も価格も中途半端なもので、これなら安い方がいいとなってしまったのです。
その後、価格を下げる戦略に切り替えますが、大手には勝てず、顧客が寄り付かず、閉店が相次いでしまいました。

今回学べることは、
中小企業企業の生き残りの一つは大手と同じことはしないことです。

中小企業だからこそ出来ることを見つけることが大切なのです。
そういう意味ではA社の戦略は間違いではありませんでした。
しかし徹底した戦略、「価格は高いけれども、圧倒的に美味しいものである」
など他社には真似できないものを提供していかなければ顧客は寄り付きません。
これは食品メーカーだけでなく、どの業界にもいえることではないでしょうか。

参考文献:日経トップリーダー「破綻の真相 県境を越えた競争が過熱 独自戦略に固執し業績悪化」
『日経トップリーダー』(2013年5月)P92-94

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