知覚過敏 （象牙質知覚過敏症） について

おはようございます。ＳＤＯスタッフＤＨ．Ｗです

先週は「歯がしみる」ことについてブログアップさせていただきました
今週は「知覚過敏」についてもう少しお話させていただきたいと思います


知覚過敏の症状は主に
冷たいものを飲んだときに歯がしみたり
歯磨きをしたときに「ピリッ」とした痛みを感じたりしたものをさしますが

これは

年齢とともに生理的な減少で起こる「歯肉退縮」でしたり

歯周病などで歯肉が下がったり

間違った歯みがきを続けてした影響で

エナメル質の中にある象牙質がむき出しになったことが原因として考えられます

象牙質や歯の根っこに
冷たい物やハブラシでの刺激が歯の神経に伝わり
しみるような痛みを感じています


知覚過敏が悪化すると
歯みがきでも痛みを感じるようになり、しみる所を磨くのが苦痛なることもあります

ですがそのままにしていると
虫歯や歯周病の原因となる歯垢が取れなくなり、様々なトラブルにつながりますので
早めの対策が必要です


知覚過敏の治療法としては、以下のようなものがあります

・歯磨き
知覚過敏対応の歯磨き粉で歯磨きをしましょう
フッ素入りの歯磨き粉でも効果があります
軽症の場合はこれだけでも症状の改善に繋がります
（歯磨き粉としてシュミテクトをおすすめしていますが、使い続けることで効果がでます。
しみた時だけなどの一時では効果があまり発揮されないこともあるので
できるだけ使い続けましょう）


・薬を塗る
歯の象牙質にセメント類を塗って
刺激が伝わりにくいようにします
歯磨き治療を合わせるとさらに効果的です


・詰め物をする
歯の表面が削れていたり
損傷が大きい場合は詰め物をして刺激が伝わるのを防ぎます


・歯の神経を抜く
重症の場合は、歯の神経を抜くこともあります
ですが、これはあくまでも最終手段として考えた方がよいでしょう


この他、イオンを導入したり、レーザー治療で歯垢が溜まりにくくする治療法などもあります


これから、冷たい飲み物をよく飲む季節
キンキンに冷えたビールで乾杯
といったときに、しみたり煩わしい思いをすることも出てこないように
しみると感じることがありましたら
歯科医院で相談して知覚過敏対策をしてください


Ｂｙ　ＳＤＯスタッフＤＧ．Ｗ