私の愛する娘へ…

あなたがバイトから帰ってきた時の階段を上がるリズムが凄く尋常じゃなかった事に何かを感じました。

玄関を開けて、いつもより大きな元気な『ただいま~』
次に何か嬉しい報告だな…と待ってたら

寒かったので頬っぺたは赤くなり、手にちょっと厚めの郵便物。


私は、合格通知だ…
と思いながら父ちゃんと開けた。

通知を見て娘は一言。

『あ~良かった~半分ダメじゃ思うとったけ毎日胃が痛かったんよ、これで安心した~』

うん
母さんも安心したし嬉しかったしあなたを尊敬しました。

母子家庭になって母さんが弱かった為に、あなたにも辛く嫌な思いをさせてごめんね。

ほんまにほんまに、ようついてきてくれた。
あの当時、あなたは小学5年生、思春期の入口でとっても大切な時期に楽しい思いをさせてあげる事が出来なかった事、今も凄く凄く後悔しています。

あの頃のあなたの気持ちを今考えると、今は胸が張り裂けそうです。

あの当時周りの方から言われてた言葉があります。

〇〇ちゃんはほんまにお母さん思いよ。
普通じゃったらグレとるよ。
早く目を覚ましんさい。この言葉、どれだけの方に言われたか…
そして私が目を覚ます最大の言葉となりました。

とんでもない母さんにずっとずっとついてきてくれてありがとう。

そして父さんと母さんに新たな楽しみ、希望を与えてくれてありがとう。

あなたは父さんと母さんの大切な大切な宝物です。

これから、まだまだ色んな事があると思うけど、あなたの強い精神で立ち向かって壁を乗り越え、楽しい人生にして欲しいです。

何があっても動じない強い心のあなたを誇りに思います。

本当にありがとう。

そして専門学校合格おめでとう。