質問！「猫をお風呂に入れないとダメですか？」

悩める飼い主さんからいただいた

質問の１つを紹介させていただきます


＜飼い主さんからのご質問＞

我が家の猫は、1年間ほど
お風呂に入っていません。

外にはだしていないのですが、

ものすごく臆病でいまだに
家族に慣れていない人がいるほどで

たまに、ふぅっ！！って怒る時もあります。

とてもお風呂にいれる勇気がありません・・・

噛みつかれるような気がして恐いです・・・


でも、そろそろお風呂にいれないと～って
悩んでいます。

入らないとだめですよね？



＜青井すずの答え＞

基本的に、猫にお風呂は必要ありません。

猫は自分で毛づくろいする動物なので、

お風呂にいれなくても
身体を清潔に保つことができます。


例外は、外に出して汚れた場合や、

ノミが大量寄生している場合くらいですね。


なので、
お家の中だけで飼っている猫ちゃんには
お風呂は必要のないお手入れだと言えます。


それでも「猫をお風呂に入れたい！」
という方がいます。

猫は水に濡れることが大キライな動物なので、

かなりのストレスを与えていることが多いです。

（小さい頃から習慣になっている猫ちゃんは
多少ましなようですが…）

そして、一番の難関は
ドライヤーでの乾燥タイムです。

これはどの猫ちゃんも
たいてい全力で嫌がるので、

お風呂にいれた方の多くが
自然乾燥に任せているようです。

しかし、
これは地肌を乾燥させてフケを増やしたり、

皮膚に湿気が残っていることで
細菌やカビが繁殖して、

皮膚病の原因になったりします。

猫ちゃんに必要なお手入れはお風呂ではなく、
ブラッシングです。


親猫や仲のよい猫同士が
毛づくろいし合うように、

毎日優しくブラッシングしてあげると、

猫ちゃんとの信頼関係はずっと深まりますよ。

（逆に、お風呂に入れた場合は
猫ちゃんからの信頼をマイナスに
していることになります。）


それでも、
どうしてもひどい匂いがする時は、

猫ちゃんの体調が悪くて上手く
毛づくろいができていない可能性があります。


口が痛い病気や、内臓の病気など、
どこか体の調子が悪いことが考えられるので、

獣医師に相談することをオススメします。


（補足）

猫ちゃんに重要なブラッシングですが、

そのやり方と、オススメのブラシを
記事に書きました。

ぜひ、合わせてお読みください

⇒ ペットの抜け毛にガマンの限界！！

　　　
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