昨日行った病院で。

今やってる抗がん剤はFECというもの。

私の抗がん剤の使用歴は
タキソール⇒インターロイキン2⇒再度タキソール⇒アブラキサン⇒現在のFEC

タキソール以外は効かなかったけど、
タキソールはよく効いてくれた。

ただ、タキソール中に胸骨の腫瘍が出血。
それでタキソールはもう耐性がついて効いていないとの主治医の判断で
別の抗がん剤を試したのでした。

血管肉腫、よく効くって言われてる抗がん剤はタキソールしかなく
それでも効くか効かないかはその人次第。。。

抗がん剤って賭けみたいなとこある。

でも結局、どれもこれも効いていない感じ。

今も肺の進行を抑えられない。

で、主治医に聞いてみました。
「もうタキソールに戻すことはありませんか?」って。。。

私自身は、まだもうちょっとタキソールを続けたかった。
そんなときの肺出血だったから。

ただ、効いていないと判断した先生の見解もわかる。

いつまでタキソールにしがみついてるの。。って自分でも思う。

でも、また効くかもしれない。
運良く、ちょっとでも楽になれば。

なんて思ったら、先生が「じゃあアバスチンする?」と聞いてきた。

アバスチン。
数年前に
一度乳がんの承認が取り消された抗がん剤。

それが偶然にも一昨日、承認が通ったらしい。

「やります。」
それが私たちの答え。

このアバスチン、なぜかタキソールとの併用投与じゃないと使えないらしい。
薬にもいろいろな制約がある。

だからタキソールとアバスチン。
これからの抗がん剤が決定。

血管肉腫にどう効くかはわからない。

いままで期待してやってきた抗がん剤みたいに、
全然効かないかもしれない。

副作用がどう出るかもわからない。

でも、「今更もう怖いものないでしょ」と先生。

そう。
なにか起きれば、そのときどきで対処してきた。

怖いのは、お互いを失うこと。
旦那さんと、わたし。

今はなにもできない私だけど。
「俺が病気になっても、同じことをしてくれたやろ」
そう言ってくれる。

面倒かけまくって、ボロボロでも。

髪がなくても胸がなくても
息しかできなくても。

いつもそばにいてくれる。

ああ、わたし
この人と出会えて良かったなぁ。


10月中に新しい抗がん剤が受けられるかわからないけど。

どうかそれまで体がもって。
また新しいチャレンジができることに感謝しながら。

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