Oracle9iの64bitへのクライアントインストール | hirakawatomohideのブログ

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Oracle9iを64bitのWindows製品にインストールしようとすると接続情報が正しくても、下記のエラーが出ます。


「ORA-06413接続がオープンしていません。」


どうもWindowsの64bitでは、「Program Files (x86)」フォルダにインストールされる為、
その「(」が悪さをしているようだ。

め、、めんどくせ~。

なぜ問題を起こしかねない括弧記号をプログラムを格納する重要なフォルダ名にしちゃったのか、
Windowsほどの世界中のITインフラの元となるPCであれば、そのくらい設計段階で考えて欲しい。。

元々Accessから接続予定の為、

http://ino1970.blog119.fc2.com/blog-entry-462.html

に記載にあるようにシンボリックリンクを「Program Files (x86)」→「Program32」などと作成してから、起動してみる。。。

しかし、やはり

「ORA-06413接続がオープンしていません。」



そもそもODBC接続設定や、EnterPriseManegerConsoleからの接続の時点でもこのエラーが出ていたので、Accessの起動以前の問題のよう。。


こちらを参考にした結果、JREへの起動リンクにが原因か!?
http://otn.oracle.co.jp/forum/message.jspa?messageID=28012522


と思った為、環境変数JREへのリンクをシンボリックリンクを作成して変更し、括弧をつけない形に。


しかし、やはりデータベース接続をしようとすると、


「ORA-06413接続がオープンしていません。」


Oracle9iではインストールの際にプログラムフォルダを指定出来ないので、どうしても変更ができない。

しばらくはまった後、海外の掲示板に下記のような記述を見つける。

http://www.orafaq.com/forum/t/188566/


For Windows 7 , 64 bit edition; the solution is simple; copy this (Toad for Oracle 10.6) from here: C:\Program Files (x86)\Quest Software\Toad for Oracle 10.6 and move it to here or your preferable directory: C:\Program Files\Quest Software\Toad for Oracle 10.6
And then run toad.exe;
And it will work.

抄訳
解決法はシンプル。「C:\Program Files (x86)」のフォルダから「C:\Program Files\」にフォルダごと移動して。
そしたらきっと動くよ。


え!?
Oracleほどの複雑な仕組みが、こんなむちゃくちゃな力技で解決しちゃうもんだろうか。。と半信半疑でC:\Program Files(x86)内のOracleフォルダを移動してみると、、、



接続できた!


まさかの解決法でした。(^^;

※補足
今回の場合、\Quest Software\Toadというファイルがそもそも見つからなかった為、
C:\Program Files (x86)\Oracleフォルダごと、C:\Program Files\ に移動し、
環境変数Pathを書き換えました。
それによって動くようになりました。