いやもうねえ、リプニツカヤのスピンに加点3が並んでいるなか、一人だけ-3付けているジャッジが
いたり、(その差6点ですよ。。)いきなりPCS上がったり下がったり、もう、プロトコルなんてものは
見るものじゃありませんね。全く整合性無しです。
個人的な感想ですが。
さて、自分の印象としては、SP/FP合わせての結果なら
金 コストナー選手
銀 ソトニコワ選手
銅 浅田選手
金と銀は入れ替わり可能かな、とも。まあ、GOEとPCSでいくらでも
点数操作は出来る(これは事実。責任所在の確認が取れ無いため、客観的な点数の事実
提示義務が無いのです。)ので、まあ、メダルはどうでも。。。。


誰かさんが要りません。(タライにビクビク。。。)
体型を維持していたのも、回転不足に見えようとも着氷出来る3-3を跳べるのは、
凄いっちゃ凄いですが。。。。ビールマンすら無くなったのですねえ。。。
エキシビションもびっくりですよ。悪意で書くのではなく、本当に驚いたのです。
ブラケットし切れてない、カウンターで方向転換し切ってない、ステップ全体に身体の切れが
無い、しかもダブルアクセルのみ?え?トリプルサルこー失敗しちゃう?え?
って内容と、一人で早く終わってしまう回転の遅いスピンや一人で足が上がっていないスパイラル。。。。
いや、本当に。点数と演技が同一ではありませんね。
点数はともかく、本当に劣化したなあと。オリンピックまでにもっと仕上げて来るかとも
思っていたのですが、変わっていなくて(悪い意味で)びっくり。
練習量は嘘を付きませんね。更に背中が硬くなったんじゃないでしょうか。
スケーティングも伸びが確実に減ってました。

リンクを周回している時も、渋滞起こしてコストナー選手とぶつかりそうになってるし。。。
ハグもハイタッチも誰からもされず。。。え?え?人がよける?え?みたいな。
同国人がいないから、、ってカザフスタンもイタリアも一人だけですよ。

正と負のフィギュアスケートの神様って本当にいるんだな、と。
正のほうを浅田選手から見せて貰いましたが、
負の方まで見るとは思いませんでしたが。。。

まあ、このへんで。
浅田選手の進退が気になります。



本当に久々のブログです。(パスワードすら忘れてた。。)

今回のソチオリンピック。
浅田選手のSPの演技を見て泣き、そしてFPを見てまた泣き、エキシビションを見て泣き笑いしました。
回転不足やPCSというルールによって、ジャッジの思惑通りの結果を選手達に与えられるようになった今、メダルの価値はどれほどの物なのかという考えがいつも付きまといます。この結果はなんというか、映画のような大団円だったと個人的には思います。
醜い(と言っては何ですが実際に感じる部分がこれ。)メダル争いに巻き込まれることなく、自分を見つめて戦って、勝ち抜いて泣いて。。。最後にエキシビションで楽しそうに笑ってくれました。

選手としてはメダルって大事でしょうが、それよりも浅田選手が「人を動かすもの」というのを具象化してくれたと思っています。
人の心を動かすもの。
それはメダルでもなく。点数でもなく。。。負け惜しみでもなく。言い訳でもなく。

日本男子初の金メダリストが出たというのに、私の頭の中は浅田選手でいっぱいです。今回のソチオリンピックに出られなかった安藤選手や、出場したほかの選手達についても言及すべきでしょうが、すみません。高橋選手も素晴らしかったし、それぞれ素晴らしかったですが、
敢えて。。。

真央ちゃん、ありがとう。
(多分、このブログの中で真央ちゃんと呼ぶのは最初で最後かも)。

本当に。フィギュアスケートを30年以上見続けていて、こんなに感動したのはアルベールビルオリンピック以来です。。。。
人には、違う生き様と戦い様があるのですね。

ありがとう。

浅田真央選手・浅田舞さんのお母様に、心からのご冥福を申し上げます。


今年の世界選手権で、浅田選手がげっそり痩せていた理由の一つだったのかも、、、(涙)

女子シングルのSPとFSのプロトコルです。

http://www.isuresults.com/results/wc2011/wc2011_Ladies_SP_Scores.pdf

http://www.isuresults.com/results/wc2011/wc2011_Ladies_FS_Scores.pdf


なんというか、こういう時こそ冷静にブログを書くべきなのでしょうね。

ですが、私も人間ですので、このプロトコルを見るのはストレス以外の何ものでもありません。


ま、とにかくです。


安藤選手、世界女王返り咲きおめでとうございます!^^

SPの1位も本来ならば、あなたの物です。


来期も出来れば続行してほしいです^^

すばらしい演技でした。


浅田選手・村上選手もとても頑張ってくれましたね。

あれほど執拗に回転不足判定やエラーエッジ判定を受けて、プレッシャーや緊張も多かったでしょう。


銀メダルはレオノワ選手かコストナー選手、銅メダルはシズニー選手か浅田選手のものです。


でも、私は今回の女子シングルを見て、何故フィギュアスケートの競技人口が世界的に

少なくてマイナースポーツなのか、理由がよく分かった気がします。


昔、映画を見ていて(「ステルス」という映画だったと思います)、射撃だったかな?点数を聞かれた時に

「これはフィギュアスケートじゃない。点数は明確なんだ」というセリフがありました。

アメリカじゃ、もうそういう扱いなんですよね。


五輪やトリノ世界選手権の時も、採点競技の限界を感じた方も多いと思います。

今回の女子シングルについても、そう思った方は多いのでは?


冷静に考えて、浅田選手のフリップにURが付くのは仕方が無いとか、3AがFSのまで回転不足(<<)判定だとか、村上選手の3T-3Tに付くのは仕方がないとか言う方達に聞いてみたい。


なぜキムヨナ選手の3-3のセカンドはURじゃないのですか?

コーラーだった天野さんは、厳しくて有名ですが「全員に厳しいわけではない」という

ことを自ら暴露してしまったようなものです。


今もってジャッジやコーラーを擁護している方は、ニワカの頭でっかちか、、、

ま、馬鹿に付ける薬は無いってことです。


し・か・も。

ジャッジの皆さん。GOEはジャッジの権威によるもので、GOE要件というルールによるものだ、という

ことが嘘であることがバレましたね。


何しろ、SPの要素抜け(ステップからのトリプル)が抜け、ステップアウトしたジャンプに加点を付ける

ジャッジがいたわけですから。


浅田選手のPCSを見て下さい。特にフリー。7点台中盤から後半ですよ。

PCSとは試合に出て、良い成績を残してコツコツ積み上げるものだ。

という主旨には合っています。

ですが、4CCで浅田選手は2位だったのですよ?

これは浅田選手だけに限りません。


1年間丸っきり成績を出さなかった選手、しかもミスばかりした選手に9点台が付くのであれば

他選手にもっとPCSが出て良いはずです。


男子のチャン選手の点数は高すぎました。

でも、彼はSPから4回転を入れ、FSでも4回転・4回転コンボを入れるという最高難度のプログラムでした。

フリップのエラーエッジが取られていないのが不思議ですが、それでも1位で納得の演技でしt。


ところが。

エラーエッジも回転不足判定も受けず、ステップアウトしたジャンプにまで加点が付いている

選手が女子シングルにはいるのです。

どころか、あと一つでもミスが少なかったら

優勝していたのですよ!!


だいたい、普通にプロトコルを見ても女子ばかり回転不足判定が多いですよね。

しかも特定の選手にばかり、ね。

女子と男子の体力差もあるでしょうが、それを抜きにしても順位操作に使っているという

印象はどうしてもぬぐえません。


安藤選手がFSで1位になって、救われましたが

本来はSPだって1位だったはずですよ。


非常に非常にストレスが多い、見ていて疲れる試合でした。

男子で4回転を跳ぶ選手が多くなり、技術的な進歩が見られて喜んでいたというのに。

女子では、何か変わりました???

女子と男子、何ゆえこんなに違うのですか?


さて。ちょっと思い出したのですが、


北米では、解説者達が「ルールがおかしい」とか「不利だった」とか「下げられた」とか言いすぎて

フィギュアスケートの人気がなくなってしまったのではないかと田村さんが書いてましたっけ。


でも、だからと言って逆に「あまりにも不利な判定」を受け続けているのに、「有利な判定」を受けている選手を

過剰に持ち上げ、褒め殺して、自国選手に冷たい報道ばかりしているのも

フィギュアスケートの人気を下げると思いますよ。


何よりも!

プロトコルを見ても、実際の演技が浮かんで来ません。

つまり、成績表ではオール5なのに、実際のテストの答案用紙を見ると答えがデタラメだった、

そんな印象を受ける選手がいるのですよね。


点数の出方や判定が選手によって違う。説明も行われない。点数への責任は誰も取らない。


フィギュアスケートが野球のようなメジャーなスポーツになることは、世界的に考えて

あり得ないことなのでしょうね・・・・・・(悲

では急いでフリープロトコル解析を。

http://www.isuresults.com/results/wc2011/wc2011_Men_FS_Scores.pdf


今回の男子世界選手権で印象に残ったことは、4回転を跳ぶ選手が増えたということです。

特に認定はされなかったものの、2種類のクワド(4S・4T)を跳んでくれたレイノルズ選手、挑戦する姿が素敵でした^^


各選手の4回転のGOEを比較してみましょう。

チャン選手の単独4Tはクリーンとは言えなかったので、コンビネーションの方のGOEを反映させます。

(ただし、4Tと3TのどちらのGOEなのか疑問が残ってしまいますけれどもね)


チャン選手       4T-3T 2.43

チャン選手       4T 1.29

小塚選手         4T 2.29

ガチンスキー選手   4T 1.71

ジュベール選手    4T 2.57

ブレジナ選手      4T 2.14

フェルナンデス選手  4T 0.43

ブラッドレー選手    4T 0.71

ペレン選手       4T 2.14



1位 チャン選手。

冒頭の4Tに減点が無く、1.29点の加点が付いています。

が、どう見ても着氷が・・・・。

どう見てもSPの方が良い出来だったと思います。

SPの4T-3Tの加点が1.89点。

それより少し下がっただけのGOEとは、これいかに??


100歩譲って、+要件と相殺して、加点が1.0未満ならば理解しやすいのですけれども。

うーん、選手によっては、このような着氷で-1がすぐ付く気がするんですけどね。

私の邪推ですかね?

ガチンスキー選手のGOEと比較すると、付き過ぎだと感じる方が多いのでは無いでしょうか?

私もその一人ですけれども。

(ガチンスキー選手の4Tはクリーンでした。)


着氷でちょっとだけ詰まったり、揺れたりするとGOEをすぐに引かれるというイメージだったのですが、

彼には当てはまらないような気がしてしまいました。ふ・し・ぎ~~~~~~~~☆


ガコンッ!!


・・・・・・・。

では、綺麗に跳んだクワドコンボ。加点が凄いことになっています。2.43点のGOEですね。

ただし、単独ですがクワドはやっぱりジュベール選手の方が加点が多いです。


さて、PCSが高すぎるのは言うまでもなく。

SPで13点も2位との差が付くと、見る方もゲンナリと言うか

「PCSってもともとは下克上が出来るようにする為のものじゃなかったのか?」という

新採点システムに関する原点部分を思い出します。

10.00を出しているジャッジが2人いますし、9点台も多いですね。

最低点は8.75点。ちょっとコレはねえ・・・・。

アクセルでも着氷ミスがあったのですから、PE(技の実施点)で10.00はどうなんでしょ?

他の選手が7点台後半~8点台、または8点台後半なのに対して、ですよ?

見ている方が白けてしまいます。


だけでなく、PCSとGOEに守られた選手になってしまうのは

チャン選手にとって良くない気がしますね。

試合の後に、「300点を出すつもりでいた」と発言したチャン選手。


この発言の受け取り方は色々あるでしょうが、私はナイスファイトだと受け取ることにしました。

2位と13点も差がついてしまうと

プログラム構成難度を低めにしようと考えるのが一般的です。

それなのに2本のクワドを入れて来たことは、素直に賞賛に値することだと思います。

なので余計にチャン選手がPCSとGOEで守られることに抵抗を感じますね。

だいたい、PCSの比重が得点において高すぎるのですよ。

今シーズン、ルール改正でTESエレメンツが減ったので、余計にPCSの比重が高まりましたしね。


・・・でも、チャン選手、相変わらずアクセル苦手なのね・・・ボソッ


ガコンッ!!


はいはい><

PCSとGOEは元々不思議なものですから、次にいきましょう、次!!


2位 小塚選手


もう日本人の台乗りは無理なのか、と思った時にやってくれましたね!

気迫が物凄かったことと、個人的には・・ですが、首の振り方が変わったような気がします。

イーグルの最中での首振りというのは、バランスを取ることから考えて凄く難しいことです。

今までどうしてもその振り方に固さがあった気が。

それが吹っ切れたような思い切りの良い振り方になってました。振り付けだから、首を振るというのでは無く

自分の動きにした感じです。イーグルの終盤での首振りではなく、途中であれだけ思い切りよく

首を振るのは選手と言えども怖いことじゃないでしょうか?ビックリしました。


TESが98,53とTESでは最高の点数が出ています。

プログラム構成の難度としては、4回転コンボがあるチャン選手の方が上なのですが、よーく

見てみて下さい。

後半に小塚選手は、チャン選手よりも難しいことをやっています。

後半3連続ジャンプが

チャン選手 3Lz-1Lo-3S(これは今期から3連続ジャンプとして認められるようになったコンボ) 12.97

小塚選手 3A-2T-2Lo 14.44


後半のコンビネーションジャンプ

チャン選手 2A-2T 5.67

小塚選手  3Lz-3T 12.51


チャン選手が3AでステップアウトしてGOEにマイナスが付いたことも考え合わせると、チャン選手に取ってのネックはやっぱり「トリプルアクセル」なのですね

私は個人的に、男子のプログラムでダブルアクセルっていうものは見たくないんですが・・・ゴホゴホ。


このダブルアクセルのコンボを、トリプルアクセルにすることは無理なのでしょう。

4回転を2回も入れているのだから、仕方が無いことかもしれませんが。


それにしても、PCSの差が9点もある・・・。下克上など起こるわけないじゃないですか(苦笑)

何でも「目線が合うと0.2や0.5くらいPCSを上乗せしてあげたくなる」とジャッジが言ってましたが、9点以上もPCSを上げるとなると、何回、目線を合わせなきゃならないんでしょうね?


・・・・ガコンッ!!(タライの静かなツッコミ直撃)


・・・・。(ここは甘んじて受けましょう)


何にせよ、小塚選手の、静かな闘志、物凄く感動しました。

銀メダル、おめでとうございます!


なお、個人的にですがソチオリンピックの2シーズン前くらいからPCSの点数の出方の変更がある予感がします。

ソチでは、今のところガチンスキー選手とチャン選手、(プルシェンコ選手が復帰したら、プルシェンコ選手も)の戦いになるでしょう。

そこに日本勢がどれだけ食い込めるか。

チャン選手が絶対王者でいられるのは、いつまでなのか。気になるところです。


ガチンスキー選手


ロシアではガチンスキー選手の銅メダルに狂喜乱舞していることでしょうね。

何しろ、長い間ロシアシングル男子は低迷していましたから。

ガチンスキー選手のジャンプは、軸が細い、高さのあるタイプのジャンプ。

今回、ジャンプミスもチラホラありましたが、クリーンに跳んだ4Tまで

ジャンプに対するGOEがイマイチ低めなのは、幅が出るタイプで無いことが関係しているの

かもしれません。

が、もう少し加点が出ても良い気がします。

ガチンスキー選手のこれからの伸び具合にもよるでしょうが、ルール改正でロシアが狙って来るとしたら

この辺りかもしれませんね?


PCSが小塚選手でさえ9点台がチラホラあったのに対し、今までの実績が少ないガチンスキー選手のPCSときたら、、、、。トータルで77.86ですよチャン選手のPCS合計が91.52ということを考えると、勝負にならない・・・今現在は勝負にならない・・・基礎点でジャンプ2~3個分くらいの差ですよ。


ただ、彼はミーシンコーチに師事しているだけあって、振り付けが凄く独特で個性があります。

プルシェンコ選手のようなカリスマ性は、まだありませんが・・・ジャンプが安定し、繋ぎを増やし、風格が身に付けば、恐らくかなりのカリスマ性が期待できます。ダンス部分も上手ですしね。これからに期待しましょう^^


高橋選手。


もう何も言うことはありません。ソチまで続行してくれるようですし。

今大会で一番感動したのが彼の演技です。

人を感動させるのは点数ではない、ということを改めて知らせて貰えた演技でした。

地元開催のはずだった世界選手権が延期になり、どれほど調整に苦労したことでしょう。

それがあのアクシデント・・・。

でも、最後まで投げ出さない演技姿勢は、人の心を打つのに十分だったと思います。


最高得点が何さっ!!ぺっ!!! 



ガコンガコンガコンガコンッ!!(タライのレフェリーストップ)


う、うるさーーーいっ><

やかましーいっ!!><


フィギュアスケートが好きでいる限り、私が意見を変えることは無いでしょう。

得点よりも人の心を打つもの。

それがフィギュアスケートには存在しているのです。


織田選手


織田選手はですね・・・プロトコルを見る気にならないのですが;; 気の毒で;;

ただPCSを見ると、2位だったSPの時よりもPCSが上がっていますね。

SSは8.29の高得点が。

高橋選手のSSが8.50点ですから、かなり肉薄しています。

小塚選手のSSは8.39点。

チャン選手のSSは9.25点。


いくら何でも、チャン選手から2番目にSSが高い高橋選手までの差が開きすぎですね。


織田選手のミスを考えると、何とも言いようのない気持ちになりますが

アスリートは前向きで無ければ一流になれないでしょう。

なので織田選手もまた立ち直って、来年の世界選手権に向けて踏み出してくれると思います。


・・・お父さん、どこまでツメが 甘いんだ(575)


ガコンガコンガコンガコンッ!!!


ひぃー><

ごめんなさいごめんなさい、ちょっと言ってみたかっただけです!><

全然笑えないしっ!!!><

ごめんなさーーーーーいっ><



一番辛いのは織田選手自身のはず。

これ以上の言及は避けたいと思います。


何にしても、色々波乱があった印象的な大会でした。

ありがとう、選手の皆さん!!^^

特に日本人選手3人とも、凄く頑張ってくれたと思います!^^