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2016-07-30 11:50:39

サソリ

テーマ:ブログ
サソリに刺された。

夜中。寝ていると太腿裏にチクリと、画鋲が刺さったような感覚。

あー、

やられちまったなぁ、、、

明かりをつけて、ベッドを見渡す。何もいない。

足元に気をつけて、床に降りて、ベッドを見渡す。

いた。

薄グロい、まるで小さな礫死体のような物体は、よく見ればサソリだ。尻尾を巻いて、体を丸め、一見サソリには見えないただの気持ち悪い物体。

幸い、うぐいす色の、春春しい色をしたシーツだったので、目立ってくれた。

早速殺虫スプレーを取りに行き、一気にお見舞いする。サソリ、逃げ悶える。

さらに殺虫スプレーをブチ撒ける。サソリ、息絶える。

ここで問題なのですね。

実は以前にもサソリに刺された事があって、その時は大変な目に遭った。

体から血の気が引け、どくどくと心臓の鼓動が激しくなり、全身は痺れ、喉の奥から腫れて、呼吸するのも大変だった。

救急病院に駆け込んで、痛み止めの注射を打たれるも全く効かず、視点は定まらず全身激痛。。。これはこのまま死ぬかもしれないと、本気で思いました。喉の腫れが激しく、呼吸するのがやっと。寝たら死ぬ。そんな感じ。

しかし今回は二度目とあって落ち着いていました。

サソリを殺すと、すぐに着替え、歯も磨いて車に乗り、保険会社の方と電話で交信しつつ、すぐに病院へ行きました。

走ったり、焦ったりすると、毒が全身に回ってしまうので、意識的に行動をとりました。ゆっくり、深呼吸。車も、落ち着いて運転。

救急病院に到着しても、急がずに、走らずに、一歩一歩確実に、歩く。

チェックインをしようとフロントの看護婦に状況を伝える。

「サソリに刺されました」
「どこを?」
「太腿の裏を、寝ている時に」
「痛みは?」
「痛いですが、実はこれが二度目で、前回は酷い経験だったので」
「前回は病院で何をされた?」
「血液検査と注射を。注射が何かも知りません。意識が朦朧としていたので」
「それは痛み止めね」

話によると、サソリに刺された患者に施す治療は無く、余程の事がないと解毒剤は使わないとの事。病院のポリシーとして、四時間様子をみつつ、必要であれば、痛み止めを打つくらいのもので、他には手の施し様が無いと。

「保険があるならいいけど、何もできないわよ」

だって。

意識的に落ち着いていたので、大した事ないと思われたのかもしれない。大袈裟なアメリカンならば、ここで一発「死ぬかもしれないヘルプミー」とでもわめき散らすかもしれない。

まあ、前回の様な激痛もないし、とりあえず待合室の椅子に座って様子を伺いつつ、ネットでサソリに刺された人のフォーラムを覗き、情報収集を始めました。

むー。

サソリの種類によっても痛みは違うし、大抵の場合、刺された箇所が痛み痺れて一日後には無問題、らしい。

看護婦と(昨今、看護師って呼んだ方が良いのかな?看護オバサンですよ)相談。だって前回が酷かったから。

「前回は酷い痛み、視線も定まらず、呼吸もできない程だったのですよ」
「前回はどこに刺されたの?」
「足の親指。裸足で踏んでしまったから」
「だからよ。前回はきっと、踏まれたサソリはpissed off(むかついた)のよ。だから全力で刺して、全力で毒を注入したのよ」

なるほど。

正直、アメリカの医療は、コレくらいの事態では、何と言うか、心が無いというか、事務的というか、「へー、別に、で、それで?」みたいな態度なんですね。

それだけ大した事無いのかな、と思えるから良いけれど。

今回は寝ていた己になんとなく刺したくらいで、対して敵として認知されていなかったかもしれない。

結局一時間半様子を見て、自動販売機で買った水のボトルで刺されたあたりを冷やし、前回の様な激痛も腫れも無いので、帰宅。

怖いので電気をつけたままウトウト。

ウトウトしていると、夢の中でも恐ろしい虫に襲われて飛び起きる。

なんてこった。

翌朝も痺れ箇所に氷を当てて、暫くすると良くなって来た。

と言いつつも、結構痛いですよ。前回に比べると天国ですけどね。

そんなこんなで体も頭脳も、サソリの毒に刺激を受けて、ちっとした躁状態に突入。朝から掃除機かけてしまった。

こういう仕事をしていると、なんというか、生死を彷徨う様な精神状態の事が多く、おまけにここ数年、体調が優れない状態が続いてなんとも鬱々しく、幸せって何だっけ?ここはどこ?わたしは誰?といった時空の流れだったのですが、少し元気が出ました。

今でも太腿は痺れています。ピリピリ。

ラスベガス、人間の住む場所では無い。そんなこんなで、ではまた。

まちだ
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2016-07-27 10:52:42

アースアートやらランドアート

テーマ:美術・アート
スイスの美術作家、ウーゴ・ロンディノーネの作品を買った。この画像のうちの、赤いシリーズ。

いわゆるランドーアートというジャンルで、こういった具合に風景の一部とアートを融合させる、的な。こりゃなんと二億円以上の予算で設置し、しかも二年限定公開というバブリー具合。

正直、今、ランドアートはリバイバルで流行っている(他に、セルフアイデンティティーつまり私は誰?ここはどこ?的なコンセプチャルアートも大流行中♡)。

ウーゴ氏は結構、色々なジャンルに手を出しているので、どうかなーと思うのだけど(流行追っかける作家は、必ず廃れるから)、この作品からこの先、ランドアーティストとして活躍するかな?と期待を込めて購入。

作品と言っても、石を塗っただけだけどね。それにカネを出す。それが、なんだか現代アートっぽくて、逆に面白いかな、と。

ウーゴ氏と、彼の作品、セブンマジックマウンテンの前で。

ラスベガス近辺でランドアートと言えば、マイケルハウザーが有名だけれど、こちらは価格が既に高騰してしまい、プリントさえ買うの躊躇してしまう。

それにしても、野外の作品を観るのには、気温48度を我慢しなければいけない。なかなかな体験を含めて、アートなのです。

それにしても、昨今の流行の作り具合、なんだかね。。。

まちだ
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2016-07-23 06:45:33

いろいろ

テーマ:美術・アート


べガスマガジンの表紙になりました。夏号はアートスペシャルという事で、各都市代表作家を集めた特集。無論、己はべガス代表。

http://digital.nichemedia.net/t/15397-vegas-magazine-by-greengale-publishing

他にシカゴやらロスやら様々な都市の作家が、各都市で展開する同出版社の雑誌の表紙を飾るという企画。

つまり、べガスで出版されるこのべガスマガジンの表紙は我が絵画。ロスで出版されるロスマガジンの表紙はロス代表作家、シカゴのシカゴマガジンではシカゴ代表作家が飾る、てな具合(表紙違えど、記事は一緒)。

全米の主要都市で己の絵画が知られるのは、良い事だ。

他に出ている作家はかなり有名らしい。日本帰国した時、この雑誌ぺらぺら捲ってた友人が言っていた。

よく知らぬ。知らぬが仏。

で、その中の企画でチャリティーオークション。己はこのプリントを寄付。落札額は全額、べガス美術館創設のための基金へ。

オークションサイト→

https://paddle8.com/auction/artofthecity/

オークション終わる三日前の現在、価格は1200ドルまで上がっている。もう少し行くだろうし、まあまあな結果ではないかな?と思う。

出版記念イベントもあった。

人が多過ぎて歩けないし、人が多過ぎて熱気が凄いし、飾ってあった絵画が壊されないか心配だしスピーチしなきゃいけないし、なんだか疲れた。

でも沢山来てくれて有り難い。

他にここ半年何やっていただろう?

あ、なかなか広いアトリエへ引っ越ししました。

あとは、またコンペに勝ったので、大きなプロジェクトやる予定。

他に、ロスへストリートアートイベントに招待され行った。シェパードフェアリー?OBEYで有名な作家とか紹介された。マトモな人だった。

なんだかんだ常識的なんだよ、みんな。

そんなこんなでこれから打ち合わせがあるので、さいなら。

まちだ

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