斎藤英喜の 「ぶらぶら日記」 -6ページ目

京都府庁旧本館へ

火曜日。

午前中、病院に行き、入院や治療のための準備、検査などをしてきました。

いよいよ来週から入院です。

 

なんか「入院する、する」と言っていながら、家でぶらぶらしていることが続いて、

「ずる休み」しているみたい(笑)。病院も連休中だったのでした。

 

  7-1

 

午後の検査まで時間があったので、妻に教えてもらった、

病院の近くの京都府庁旧本館へ。

  7-2 7-4

 

 

クラシックな建物のなかにある喫茶室でランチを食べて、しばらく読書。

お客もみんなひとりで、とても静かです。

 

7-3

 

 

 

7-5

 

館内も見学。議場室がりっぱ。

 

7-6

 

まだ時間があったので、京都御所に行って、ベンチで休憩。

曇り空ですが、ちょうどいい気候。

 

7-7

 

7-8

 

入院中って、「散歩」の時間はないのか…。

せっかく近くにこんないいところがあるのに。

 

 

ぢゃ、よくって。

連休の最終日は、どんよりと曇った京都です。

いまにも降りそうだけど、降ってこない…。

 

入院まえに書き上げておこうと、原稿執筆。でも、あまり根をつめると疲れるので、

休み、休み。(まぁ、もともと僕は集中して書けないのですが…)

 

某氏の「名著」が文庫になるので、その「解説」の原稿。この本、ほんとにすごい。

誰の本かは、まだひみつです。

 

執筆のあいまに、川本三郎の日誌的エッセイ。

これ読んでいると、やっぱり荷風が読みたくなる。

つい書棚から岩波文庫の『濹東綺譚』めくったら、読みだしてしまいました。

 

川本さんによると、「お雪さん」のセリフが、明治時代の女学生が使っていた「ぢゃ、よくって、すぐ、そこ」とあるのが、後の全集では「すみません、すぐそこです」に変えてあるとのこと。手持ちの岩波文庫は「ぢゃ、よくって…」のまま。

 

お雪には「ぢゃ、よくって」のほうが可愛くていいと思う、と川本さん。

たしかにそうですね。

 

こういう細かいことにこだわる川本三郎の読みって、好きです。

 

6-1

 

夕方は、ご近所散歩。上七軒とおりには、お座敷に出る舞妓さんが、ふつうに歩いています。こんな風景に、日常で出会える京都はいいですね。

 6-2

 

6-3

 

天神さんにお参り。ここでも病気平癒を祈って、いつもより丁寧に拝んできました。

 

 

 

 

持って行く本の物色

日曜日。いい天気です。

午後は、栗田さんのzoom面会。

いきなり「天皇」をめぐる濃密な議論に。

励ましの言葉をいただきました。こういうときは前向きの気持ちが大切なので。

ありがとうございます。


そのあとは、研究室に行って、パソコンの移動。

病室はパソコン可、WI-FIが完備しているとのこと。

メールのやり取りは、普通にできるみたいです。

ということで、うちから業者さんにきてもらい、

いろいろな設定とかもしてもらいました、

 

写真は、病室に持って行く本の物色中?。

なんといっても「長期滞在」なので、本もいろいろと必要かも。

441059202_7176726349105973_2781604531029
下の方は、カピの鼻(笑)