たっぷり読み応えのある特集『ムー』陰陽師
9日発売の『ムー』五月号、散歩のついでに買ってきました(笑)
巻頭を飾る、本田不二雄さんによる
「総力特集・陰陽師・安倍晴明と闇の系譜「術法ノ者」」
たっぷり読み応えのある特集です。
京都の「陰陽道」にかかわる聖地めぐりにはじまり、歴史のなかの安倍晴明の実像、
さらに晴明以降の「陰陽師」たちの系譜へと、お腹いっぱいになるボリューム。
そのなかで斎藤が取材を受けました。研究室でのインタビューは、もちろん、そのあとふたりで飲みながらお喋りしていたことも(笑)、上手い具合に取り込まれています。
僕が言いたかったことが、的確にまとめられていて、いや、さすがの筆力です。
記事のなかには陰陽道史研究の中堅どころの赤澤晴彦さん、繁田信一さん、
さらに若手研究者の木下琢啓さんのインタビューも挟まれてて、
「陰陽道史研究」の最新の成果の一部も反映しています。
さりげなく、今後の陰陽道研究のポイントは「近代」にあることも…。
というとことで、陰陽道や安倍晴明のことを知りたいという方にお勧めです。
ちょっと『ムー』を書店で買うのはためらわれる(笑)、という方は、オンラインショップで。
それにしても、僕も『ムー』とは、けっこう付き合いが長くなりました(そんなに深い関係ではないけど)。最初の出会いは、高知物部村の「いざなぎ流」の調査のときに『ムー』の編集の人たちと出会って、それ以来か…。でもそのまえに『ムー』のことは知っていた(笑)
そういえば、最初の非常勤講師の授業には、「わたしは創刊号から持っている」という、すごい学生さんもいた。
とか言っていたら、小学生のときから読んでいたという人が、なんとうちにいました(笑)。詳しくは
そしてこの夏は、高知文学館で「創刊45周年記念 ムー展~謎と不思議に挑む夏」という企画展もあるそうです。
いやはや、話題が尽きない『ムー』です。