11月10日から始まった初アブラキサン、
ぶっちゃけ、、、
 
きつかった。
 
過去形じゃなく、今も続いている副作用はあるけれど、
2週間位は、
こっそり、
死んだほうが楽なんじゃないかと思っちゃう位、
精神的にもやられた。
疲弊ってやつ。
 
でも、今は大丈夫!!!
 
先生たちと、このあと2クールをどうするか、相談しました♪
 
結果、副作用対策をフルで投じて、2クールに進むことにしました。
 
その流れを包み隠さず書いておこうと思います。
 

私が精神的にやられるトリガーは、だいたいこれ。
「期待に応えられないこと」
体が動かない、頭も働かない→メールを返せない、コミュニケーションも取りたくない、携帯も見たくない→役に立たない→いないならいないなりに世界は回るしな→ひとりだし死んでも迷惑をかけることもないしな→その方が楽なのでは…→いや掃除してないし今はまだ無理!寝よう!→でも寝ても覚めても身体動かない→もー限界、無理~疲弊。。サイクル。
 
お気づきの方も多いですが、私は、めっぽう楽天的で、相当ポジティブな人種です。
なので、この思考に陥るときは、ほぼ「薬のせい」と認識しています。

今は全くそんなこと、これっぽっちも思わない。
韓流ドラマの続きを見なきゃいけないし、やりたいことも、わたしがいなきゃ盛り上がらないこともたくさんある(笑)
 
それでも、まぁまぁ怖かった。
先生には「なんで電話しなかったの」といわれたけど、そんな思考すら浮かばないくらい、
とにかく疲弊していました。
 
なので、2クールに進むのには、かなりの躊躇がありました。
 
副作用で、きつかったのは、体が自由に動かないこと。

1、手足のしびれ
2、関節痛
3、全身の倦怠感
 
1、手足のしびれ。
4日目位から唇や肘より先、足はすべてがびりびりしてきて、
5日目位から段々手先、足先にしびれが集中してきて、
何を持つにしてもびりびりして、感覚がなく、携帯を打つのも痛い。
14日目を過ぎると、だんだんマシになってきたけど、
結局21日を過ぎても、指先と足先のしびれは残っていた。
 
本によると、しびれの発現には、平均5日~緩和するのが20日って書いてあったけど、
長い方だと、一年ほど続く人もいるそう。
 
とても生活はしにくく、これが続くと思うと不安があった。
 
2、関節痛。
特に、腰。とにかく腰が痛い。
最初は膝がとても痛かったが、最後までずっと痛みが残っていたのは、腰。
モーラステープを貼っても、揉んでも、痛くて、座るのが痛い。立つのも痛い。
 
3、倦怠感。
これには困った。なぜなら正体がわからない。
横向きになって手で支えないと起き上がれない。
膝を手で支えないと立てない。
だるくてだるくて、えいやと思い立って、ちょっと歩くと、
体中が痛くてだるくて、ぐったりする。
自分の気持ちのせいではないと思いつつも、自分の気持ちが弱いからなんじゃないかと錯覚する。
 
投与から、2週間が経つと、少し抜けた感があったけど、
だるさやしびれは、やはり付きまとっていて、
このまま2クールに進むのはとても不安で、
投与の前に、先生に相談する時間を頂いた。
 
事前に調べていた内容から、選択肢としては、
1、我慢すれば2クールまでできるかもしれないけど、4クールまでは耐えられない。
2、同じ成分だし、パクリタキセルに変えたらどうなのか。
 
パクリタキセルの選択肢が出てきたのは、
本の中に、末梢神経系の障害の発生率が、アブラキサン71%に対し、
パクリタキセルは36%と書いてあったから、
もしかしたらパクリのほうがしびれはましなんじゃないかと思ったこと。
しびれは、投与回数を増やせば発生頻度は増えるという結果もあったから、
変えるなら早く判断した方がいいとも思ったこと。
 
一応、調べたうえで、先生に相談した。
 
結果、
副作用対策を、フルで行って、アブラキサンの2クールに進むことにした。

パクリタキセルに変えるという選択肢もあるけど、パクリタキセルの方が、
溶剤のせいで、薬剤が蓄積しやすいため、しびれは残りやすいとのこと。
上記は、あくまでも発生率のため、私は副作用が顕著に出やすいと考えると、
発生率よりも度合いを比較したほうが絶対いい。
 
というわけで、
副作用対策は、以下。

1、しびれ…リリカ(プレガバリン)50mg、就寝前と朝服用
2、関節痛…トラムセット(トラマドール塩酸塩・アセトアミノフェン)、1日4回を2錠に増量、期間も5日間から14日間に増やす。
3、全身の倦怠感…アミノ酸ドリンクを飲む。。。
 
4、これに、ステロイドのデカドロンを、アブラキサンの前に、点滴で投与と、
14日間の服用を行い、全体の痛みや倦怠感を軽減する。
 
5、ステロイドを増やすと、胃が痛くなりやすいので、タケプロンを飲む。
 
本には、漢方の牛車腎気丸や、ヂュロキセチン(サインバルタ)での対策法も掲載されていて、
サインバルタは前回アリミデックスの副作用対策で飲んだ時に、目が回って大変な目にあったので完全ナシですが、漢方も一応お守り代わりに出しておいてもらう。
 
に加え。
 
以降、20日間のスケジュールをすべてキャンセル。
「やらなければならない」呪縛は極力なくす。
 
そして、精神的に落ち込まないよう対策として、落ち込みそうなタイミングに、
病院に行く、という予定を入れて、その前に電話で病院に状況を報告をする。

という対策を取りました。
 

そんでもって、今日、電話で状況を報告。
 
前回よりは、まだしびれもましな気がする。
 
寝てるときだけ楽、というような、我慢ならないしびれではないし、
何より、動ける・・・

動く、気力も、ある!
 
これから、どうなるかはもちろんわからないけど、
というわけで、私のアブラキサン物語は、これからも続きます!
ちょっと、前向きに♪

 
この度のわたしの戦友たち。


よろしくね。


Happy life with cancer!