大田区は広い。東京でも下町の雰囲気を残しており、地元に根付く「食堂」や「居酒屋」が数多い。
JR大森駅から池上通りを西へ。
商店街を抜け、大森と名がつく施設はたくさんあるものの、池上本門寺までは大分近くなってきた。
池上通りにはそば屋の看板が目立つようだ。
このあたりで食べるとしよう、と入ったのが越後屋。

$美酒乱・be酒覧-玄関

うん、そば屋の雰囲気が非常にでてる。
大阪ではだいぶそばに外れたものだ。東京ならどこに入ってもうまいはず。

$美酒乱・be酒覧-たて看板

少し肌寒いが季節はすでに夏だ。
夏の味覚、冷やしたぬきそばを食べることにする。

店内もさっぱり。家族経営のようだ。お母さんが注文を取りに来る。
息子が板場にいるようだ。
メニューを一通り拝見して、
$美酒乱・be酒覧-メニュー

もちろん頼むは冷やしたぬきそば。

$美酒乱・be酒覧-たぬきそば

冷やし中華を食べようかと思ったが、そばにして良かった。
これは美味しそうだ。食べてみる。

まずは出汁を・・・・・かえしが、明らかに薄い。
そばをすすってみる。
これはゆですぎだ。もしかすると、一旦下ゆでしてあるのかもしれない。
また麺は歯ごたえはともかく、そば特有のぼそぼそ感がほしいのだが、つるりとしている。
つなぎが多いのかなぁ?

そんなこと思いながらもなんとか完食。
もちろん、そば湯も薄い。
とりたてて味に見るものはなし。

しかし・・・ここでふと店に入る時の気持ちを思い出す。
そうだ、蕎麦屋というより食堂だ。たしかに、カツ丼はうまそうだった。
近くのバス会社の運転手の憩いの場のように使われているし、これはこれでありかな。

他のサイドメニューも数多いようなので、次行くことがあればそれを試してみよう。
会社の同僚とゆったり酒飲みながら時間つぶすにはいいかも。


越後屋 そば(蕎麦) / 池上駅西馬込駅大森町駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.0